Ⅰ 臨床の基礎
Chap 1 解剖と生理
[1]消化管の概要
[2]消化管のひだ
[3]消化管の壁構造
[1]位置
[2]区分
[3]周辺臓器
[4]生理的狭窄部
[5]壁構造
[6]血管
[1]位置
[2]区分
[3]周辺臓器
[4]大きさ
[5]壁構造
[6]脈管系
[7]胃粘膜
[8]胃底腺を構成する細胞
[9]胃腺細胞の新陳代謝
[10]機能
[1]位置
[2]区分
[3]周辺臓器
[4]壁構造
Chap 2 臨床事項の一般常識
[1]急性胃炎
[2]慢性胃炎
[3]自己免疫性胃炎(A型胃炎)
[4]腸上皮化生
[5]シドニー分類
[6]胃炎の京都分類
[1]好発部位
[2]組織欠損の深さによる分類(村上分類)
[3]急性潰瘍と慢性潰瘍の組織像
[4]NSAIDs起因性胃潰瘍の特徴
[5]H.pylori除菌後胃潰瘍
[6]非H.pylori・非薬剤性胃潰瘍
[7]梅毒による胃潰瘍
[8]Helicobacter heilmanii感染による胃潰瘍
[1]胃がんとH.pylori
[2]悪性サイクル
[3]分化型と未分化型の特徴
[4]胃がんの三角
[5]胃がんの転移
[1]胃底腺ポリープ
[2]過形成性ポリープ
[3]胃腺腫
[4]中村(卓)Ⅱ型ポリープ
[5]若年性ポリープ
[6]粘膜下異所性胃腺
[7]胃顆粒細胞腫
[8]消化管ポリポーシス
[1]悪性リンパ腫
[2]消化管間質腫瘍(GIST)
[3]脂肪腫
[4]平滑筋腫瘍
[5]神経鞘腫
[6]顆粒細胞腫
[7]粘膜下異所性胃腺
[8]異所性膵
[9]炎症性線維性ポリープ(IFP)
[10]炎症性腫瘍
[11]転移性胃がん
[1]結核
[2]サルコイドーシス
[3]クローン病
Ⅱ 病理の基礎
Chap 1 細 胞(cell)
Chap 2 組 織(tissue)
[1]形による分類
[2]機能による分類
[3]上皮細胞間の接着に関与する構造
[1]結合組織の分類
[2]結合組織の線維成分
[3]結合組織の細胞成分
[4]脂肪組織(adipose tissue)
[5]その他
Chap 3 病理学の基礎
[1]萎縮
[2]変性
[3]壊死
[4]胃粘膜の萎縮
[1]肥大
[2]過形成
[3]再生
[4]化生
[5]創傷治癒
[6]異物処理
[1]原因
[2]経過
[3]関与する細胞
[4]炎症の分類
[1]定義
[2]分類
[3]命名
[4]発育
[5]悪性度
[6]病期ステージ分類
[7]早期がん・進行がん
Chap 4 胃がん記録の見かた
[1]手術例
[2]内視鏡切除例
[3]残胃がん例
[1]部位(長軸)
[2]部位(短軸)
[3]肉眼形態
[4]大きさ(○×○mm)
[5]組織
[6]壁深達度(T)
[7]浸潤増殖様式(INF)
[8]リンパ管侵襲(L)
[9]静脈侵襲(V)
[10]近位断端(PM)
[11]遠位断端(DM)
[12]リンパ節転移(N)
[1]標本サイズ
[2]病巣内の消化性潰瘍・潰瘍性瘢痕(UL)
[3]水平断端(HM)
[4]垂直断端(VM)
[1]初回切除病変
[2]初回切除術式・再建法
Chap 5 切除標本の見かた
Chap 6 病理学用語
Chap 7 胃がん治療選択の指針
[1]手術
[2]内視鏡的切除
[3]化学療法
[4]放射線療法
[5]対症療法
[6]緩和ケア
[1]内視鏡的切除
[2]外科的胃切除術
[3]化学療法
Ⅲ 上部消化管検査法
Chap 1 総 論
[1]概要
[2]取り組む姿勢
[1]粘膜法
[2]充盈法
[3]二重造影法
[4]圧迫法
[5]症例から見た撮影法
[1]“すとまっぷ”の作成
[1]基準撮影2
[2]基準撮影2の描出域
[3]その他の体位
Chap 2 実際の撮影
[1]撮影体位
[2]透視台の傾斜角度
Chap 3 鉤状・非鉤状胃の注意点
[1]背臥位正面位と正面像の違い
[2]背臥位3体位の組み立て
[3]造影効果
[4]症例提示
[5]十二指腸に流れ出るバリウム
[6]体位変換時のアドバイス
[1]解剖学的な考察
[2]撮影の問題
[3]撮影時の対策
[1]X線学的解剖
[2]圧迫用フトン
[3]撮影が困難な例の対処法
[4]空気量
[1]胃の切除
[2]切除胃の撮影例
[3]撮影の問題点とその対策
Chap 4 追加撮影
[1]考え方・手順
[2]追加撮影の実際
Chap 5 画像評価法
[1]黒化度
[2]コントラスト
[3]粒状性
[4]特性曲線
[5]解像度・鮮鋭度
[6]レスポンス関数
[7]MTF
[8]ROC曲線
[9]画像評価票に用いられる物理的評価
[1]辺縁描出
[2]粘膜面描出
[3]伸展状況(空気量)
Ⅳ 読 影
Chap 1 読影の基礎―胃がんの構造
[1]H.pylori感染と胃がん
Chap 2 読影所見用語の解説
[1]観察の目
[2]胃の形態
[3]所見用語
Chap 3 実際の読影例
Chap 4 読影補助
[1]背景
[2]認定資格・要件
[3]受験申請の方法
[4]学会における読影補助の考え方
[1]カテゴリー運用による読影補助の実践
[2]所見用語の実例
[1]カテゴリー
[2]カテゴリー分類の考え方
[3]カテゴリー分類の要点
[4]カテゴリー1と2の判定目安
[5]判定境界
Ⅴ 胃の周辺臓器
[1]位置・解剖
[2]血管構造
[1]位置・解剖
[2]血管構造
[1]位置・解剖
[2]血管構造
[1]位置・解剖
[2]血管構造
[1]位置・解剖
[2]血管構造
Ⅵ 上部消化管の超音波検査
[1]探触子と対象臓器
[2]消化管エコーにおける装置の設定
[1]胃脱気水充満法
[2]胃体位変換法および飲水下体位変換法
[3]圧迫法
[1]噴門部から穹窿部
[2]胃体上部と胃体中部
[3]胃体下部から胃角部
[4]胃角部大弯側
[5]前庭部から幽門および十二指腸球部
[6]十二指腸球部から下行部
Ⅶ 内視鏡検査法
[1]観察方法
[2]色素散布内視鏡
[3]組織診断
[4]超音波内視鏡
[5]内視鏡的逆行性膵胆管造影法(ERCP)
[6]内視鏡的乳頭切開術(EST)
[7]内視鏡的結石破砕術
[8]食道・胃静脈瘤止血法(EIS)
[9]内視鏡的止血術
[10]内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
[11]内視鏡的粘膜切除術(EMR)
[12]内視鏡的粘膜下層?離術(ESD)
[13]胃がんの内視鏡的治療の適応
[1]検査前の受診者の準備
[2]検査時の受診者の体位
[3]内視鏡の種類と視野
[4]内視鏡検診検査手順
[5]食道の対比
[6]胃の対比
[7]十二指腸の対比
[1]食道で使われる用語
[2]胃で使われる用語
Ⅷ 薬剤と安全管理
[1]定義
[2]起源
[3]陽性造影剤・陰性造影剤
[4]条件
[5]硫酸バリウム
[6]ヨード系造影剤
[1]成分
[2]反応式
[3]禁忌
[4]慎重投与
[5]注意事項
[6]用法
[7]副作用
[8]反応速度
[1]硫酸バリウム
[2]リスク管理
[3]副作用
[1]SI単位
[2]計量単位
[3]濃度
[4]温度
[5]液性
[6]レオロジー
[7]粒度分布・粒子径単位
[8]浸透圧(重量オスモル濃度)
[9]表面張力
[10]ゼーター電位
[11]電導率
Ⅸ 装置と保守
Chap 1 X線TV装置の基礎
[1]X線の発生原理の順序
[2]飽和電流と空間電荷電流
[3]X線発生効率
[4]制動X線
[5]医用X線管
[1]変圧器(トランス)式
[2]コンデンサ式
[3]インバータ式
[1]AEC方式
[2]タイマー制御方式
[3]安全と使用上の注意
[1]入力窓
[2]入力蛍光面
[3]光電陰極
[4]電子レンズ
[5]出力蛍光面
[1]撮像管とCCDの特徴
[2]安全と使用上の注意
[1]直接変換方式
[2]間接変換方式
[3]補正
[1]X線管電圧のコントロール(KV)
[2]X線管電流の制御(mA)
[3]撮影時間の選択(s)
[4]撮影距離(FFD)と半影(H)
[5]グリッド
[6]増感紙およびフィルムの感度
[7]被写体厚
[1]鮮鋭度・解像度
[2]コントラスト
[3]粒状性・ノイズ特性
[4]画像の物理的総合評価法
Chap 2 医用画像管理
Chap 3 装置の保守点検
[1]診療放射線技師が行う定期点検事項
[2]サービスエンジニアが行う定期点検
[1]JSGIファントムの特徴
[2]測定項目の概要と評価方法
[3]装置の精度管理
[4]撮影評価
[5]線量測定
[1]モニタの品質管理
[2]受入試験
[3]不変性試験
[4]モニタの一括管理
Ⅹ 診療放射線技師に必要な一般常識
Chap 1 胃がん検診の一般的知識
[1]胃がん検診とは
[2]がん検診の基本条件
[3]がん検診の利益(メリット)・不利益(デメリット)
[4]がん検診の実施にあたって
Chap 2 統 計
[1]統計学の基本
[2]記述統計学
[3]推測統計学
[1]検定の選択
[2]群間の比較
[3]パラメトリックとノンパラメトリック
[4]2値データの場合
[5]まとめ
[1]がん罹患数と死亡数
[2]がん検診受診率
[3]胃がん罹患率と死亡率
[4]がん検診に関する統計
Chap 3 被ばく管理
[1]被ばくとは(曝と爆)?
[1]電離放射線と非電離放射線
[2]電磁波と粒子線
[1]放射能に関する単位
[2]放射線量に関する単位
[1]原子、分子レベル
[2]細胞レベル
[3]組織・臓器レベル
[4]個体レベル
[5]全身レベル
[1]確定的影響(しきい値あり)
[2]確率的影響
[3]直接仮説(LNT)
[1]上部消化管X線検査の被ばくの特徴
[2]基本的な被ばく低減方法
[1]NDD法
[2]PCXMC法
Chap 4 医療被ばくガイドラインと日本の診断参考レベル(DRL)
Chap 5 感染対策(infection control)
[1]バイタルサイン
[2]アナフィラキシー
Chap 6 被検者対応(接遇)
Ⅺ 知識確認練習問題(120問)(解答・解説付き)
1 腹部臓器の解剖生理
2 基礎病理と生理解剖
3 胃のX線解剖とすとまっぷ
4 撮影法の基本
5 装置管理・画像管理ほか
6 造影剤・発泡剤ほか
7 被ばく管理
8 接遇・受診者管理
9 統計・用語
10 読影補助の基礎
11 付加知識