Step 0
Step 1(問 1~3)
Step 2(問 1~3)
Step 3(問 1~3)
Step 4(問 1~20)
基礎専門分野
1 体表からみる人体の構造
2 人体の構成
3 生命の維持
4 神経系
5 感覚系
6 呼吸系
7 循環系
8 消化系
9 泌尿系
10 生殖系
11 内分泌系
12 血液・免疫系
13 筋・骨格系
14 皮膚系
1 疾患
2 臓器と組織の変化
3 感染
4 死
1 保健医療制度の仕組みと現状
2 社会保障・社会福祉を支える仕組み
専門分野
A 病院前医療概論
B 救急救命処置概論
C 必要な医学知識
A 救急病態生理学
B 救急症候学
1 神経系疾患
2 呼吸系疾患
3 循環系疾患
4 消化系疾患
5 泌尿・生殖系疾患
6 内分泌・代謝・栄養系疾患
7 血液・免疫系疾患
8 筋・骨格系疾患
9 皮膚疾患
10 眼・耳・鼻の疾患
11 感染症
12 小児と救急疾患
13 高齢者と救急疾患
14 妊娠・分娩と救急疾患
15 精神障害
1 外傷総論
2 外傷の病態生理
3 現場活動
4 頭部外傷
5 顔面・頸部外傷
6 脊椎・脊髄外傷
7 胸部外傷
8 腹部外傷
9 骨盤外傷
10 四肢外傷
11 小児・高齢者・妊婦の外傷
12 熱傷
13 化学損傷
14 縊頸・絞頸
15 刺咬症
1 中毒総論
2 中毒各論
3 異物
4 溺水
5 熱中症
6 偶発性低体温症
7 放射線障害
8 その他の外因性疾患
0 ROUND
1 ROUND(問 1~11)
2 ROUND(問12~24)
Ⅰ・総 論
1.「搬送時に聞いておきたい内容(問診)」について
1.妊娠による母体の変化、胎児の発育
2.妊娠に関連する疾患について
3.未受診妊婦について
1.合併症妊娠について
Ⅱ・周産期救急
Ⅲ・ケーススタディ
傷病者情報
現場到着時
救急車内
病院到着時
院内で行われた処置
●解説 流産
傷病者情報
現場(病院)到着時
救急車内
高度医療機関到着時
高度医療機関で行われた処置
●解説 切迫早産
●解説 弛緩出血
このケースでの搬送に際して行うべきこと
搬送中の急変サイン(例外もあるため参考値)
弛緩出血について
産婦人科領域の救急救命処置の範囲について
子宮輪状マッサージ
●解説 子宮内反症
救急車に乗った後にモニタリングする項目
このケースで搬送に際して行うべきこと
搬送中の急変サイン
子宮内反症について
傷病者情報
現場到着時
救急車内
高度医療機関到着時
高度医療機関で行われた処置とその後
●解説 前置胎盤
未受診妊婦について
陣痛室
傷病者情報
現場到着時
救急車内
高度医療機関到着時
高度医療機関で行われた処置
●解説 常位胎盤早期剥離
傷病者情報
現場到着時
救急車内での母体管理のポイント
●解説 妊娠高血圧症候群・子癇
妊娠中の頭痛、けいれん、意識障害を起こすもの
「入院後個室」午後12時30分
「陣痛室」午後12時50分
午後12時55分
傷病者情報
13時00分
現場到着時
救急車内で行われた処置
●解説 羊水塞栓症
症例
●解説 精神疾患合併妊娠
傷病者情報
現場到着時
救急車内
今回のケースの児の状態
産婦人科領域で可能な処置
一連の流れ
胎盤の処置
新生児の蘇生(口腔内吸引、酸素投与、保温)
アプガースコア
●参考 酸素投与
●まとめ
傷病者情報
現場到着時
救急車内
高度医療機関到着時
高度医療機関で行われた処置
●解説 アナフィラキシーショック
傷病者情報
現場到着時
救急車内
高度医療機関到着後
高度医療機関からの報告
●解説 局所麻酔薬中毒
傷病者情報
現場到着時(午後14時40分)
救急車内
高度医療機関到着時
高度医療機関で行われた処置
●解説 全脊髄くも膜下麻酔
第1部
●化学テロ現場において期待される現場活動の流れ
●化学テロ等発生時の多数傷病者対応(病院前)活動に関する
提言の目的
1.化学剤の分類
2.物質の化学特性
3.拡散の方法
4.特殊な状況
5.吸収について
6.テロとして使用される化学剤の特性
1.拡声器等を用いて避難を指示する
2.救 助
3.迅速に優先度判断
1.要配慮者への支援
2.資機材準備を待って救助、除染活動開始を遅らせない
3.自力移動できない被災者をグループ化して対応する
4.救助時の搬送訓練等を日常的に実施する
1.除染とは
2.除染に関するパラダイムシフト
1.脱衣(Disrobing)
2.即時除染(Improvised decontamination)
3.放水除染(Gross decontamination)
4.専門除染(Technical decontamination)
1.個人防護具(PPE)について
2.PPEのレベルについて
3.検知について
1.現場で求められる救護技能
2.曝露後早期の解毒剤投与の必要性
3.化学テロにおける本邦医療チームの現状
4.医療の早期介入に関する課題と対応策
1.消防当局・医療機関との連携
2.公衆衛生・医療当局との連携
第2部
●はじめに
1.化学災害・テロ総論
2.神経剤等の化学物質について
3.神経剤等の化学物質への曝露に対する医療
4.自動注射器の使用判断モデル
1・化学災害・テロの蓋然性
2・症状
3・化学剤検知器
4・専門家の助言
5・対象者
1.神経剤解毒剤自動注射器の使用判断実習
1・化学災害・テロの蓋然性
2・症状
3・化学剤検知器
1・化学災害・テロの蓋然性
2・症状
3・化学剤検知器
1・化学災害・テロの蓋然性
2・症状
3・化学剤検知器
1・化学災害・テロの蓋然性
2・症状
3・化学剤検知器
1 使用方法
2 実習
3 評価
Ⅰ.観察資器材
Ⅱ.処置資器材
1・開口器(エスマルヒ式)
2・開口器(コラン式・ハイステル式)
3・バイトブロック
4・口腔エアウェイ
5・経鼻エアウェイ
6・手動式吸引器
7・手動式吸引器
8・新生児用吸引カテーテル
9・電動吸引器
10・携帯用電動吸引器
11・携帯用電動吸引器
12・吸引用カテーテル(テーパー型)
13・吸引用カテーテル(ヤンカー型)
14・喉頭鏡
15・マギール鉗子
16・ラリンゲアルマスク
17・ラリンゲアルチューブ
18・i-gel
19・気管内チューブ
20・スタイレット
21・食道挿管検知器(EDD)
22・呼気終末期炭酸ガス検知器(イージーキャップ
23・呼気ガスディテクタ
24・チューブホルダー
25・ビデオ喉頭鏡
26・ビデオ硬性喉頭鏡
27・潤滑剤
1・酸素ボンベ
2・医療用圧力調整器
3・酸素吸入装置
4・ソフト鼻腔カニューラ
5・マルチベントマスク
6・中濃度用酸素マスク
7・高濃度用酸素マスク
8・ポケットマスク
9・バッグ・バルブ・マスク
10・バッグ・バルブ・マスク
11・携帯用人工蘇生器
12・携帯用人工蘇生器
13・人工呼吸器
1・心肺蘇生用背板
2・ショックパンツ
3・自動心臓マッサージ器
4・自動心臓マッサージ器
5・自動心臓マッサージ器
6・自動心臓マッサージ器
7・半自動除細動器
8・半自動除細動器
9・一時使用ペーシング機能付き除細動器
1・ハイテクバックボード
2・スクープストレッチャー
3・バキュームスプリント(部分固定用)
4・バキュームスプリント(全身用)
5・副子
6・梯状副子
7・牽引副子
8・頸椎カラー
9・KED
10・止血帯(NARターニケット)
11・止血帯(RMT)
12・チェストシール
1・手袋
2・サージカルマスク
3・N95マスク
4・感染防止衣
5・ゴーグル
1・輸液製剤(乳酸リンゲル液)
2・輸液セット
3・駆血帯(井の内式)
4・静脈留置針
5・針廃棄容器
6・静脈可視化装置
Ⅲ.搬送資器材
1 Qカードとは
2 セットの内容
3 カードの種類
4 ゲーム参加対象者・人数
5 対戦方法(ルール説明)
6 禁 忌
7 勝利の条件
8 注意事項
9 上がり方のコツ
10 予備カード
11 学習効果
12 今後の展望
Ⅰ 記憶と体験
Ⅱ 随想―国際災害医療協力の現場から―
Ⅲ 鼎談「日本、そして世界の災害医療に臨む」
Ⅳ 対談「支流といわれた救急医療を本流へ」
外傷患者の初期診療と蘇生
頭部外傷
口腔顎顔面外傷
頸部外傷
胸部外傷
腹部外傷
末梢血管損傷
骨盤骨折
脊椎損傷
神経損傷
軟部組織損傷
ヒト咬傷と動物咬傷
四肢コンパートメント症候群
腹部コンパートメント症候群
銃創と爆傷
熱傷
小児の外傷
高齢者の外傷
妊婦の外傷
蘇生および診断のための手技
外傷のスコアシステム
A 呼吸補助療法
1.在宅酸素療法(HOT)とは
2.在宅酸素療法(HOT)の適応
3.在宅酸素療法(HOT)に使用される医療機器
4.慢性呼吸不全
5.在宅酸素療法(HOT)におけるモニタリング
6.救急隊が遭遇する在宅酸素療法(HOT)
継続中のトラブル
①パニックコントロール
②病状の急性増悪に関すること
③機器のトラブルに関すること
7.観察のポイントと救急隊の対応
1.在宅人工呼吸療法(HMV)とは
2.在宅人工呼吸療法(HMV)の適応
3.気管切開孔と永久気管孔との違い
①気管切開孔
②永久気管孔
4.救急隊が遭遇する在宅人工呼吸療法(HMV)
継続中のトラブル
①パニックコントロール
②病状の急性増悪に関すること
③機器のトラブルに関すること
5.観察のポイントと救急隊の対応
B 栄養療法
1.在宅中心静脈栄養法(HPN)とは
2.在宅中心静脈栄養法(HPN)の適応
3.在宅中心静脈栄養法(HPN)に使用される医療機器
4.救急隊が遭遇する在宅中心静脈栄養法(HPN)
継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
1.在宅経腸栄養法(HEN)とは
2.在宅経腸栄養法(HEN)の適応
3.在宅経腸栄養法(HEN)で使用される医療機器
4.救急隊が遭遇する在宅経腸栄養法(HEN)
継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
C 排泄管理
1.在宅自己導尿法・尿道留置カテーテル法・
恥骨上カテーテル法とは
2.在宅自己導尿法・尿道留置カテーテル法・
恥骨上カテーテル法の適応
3.在宅自己導尿法・尿道留置カテーテル法・
恥骨上カテーテル法に使用される医療機器
4.救急隊が遭遇する在宅自己導尿法・尿道留置
カテーテル法・恥骨上カテーテル法継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
1.人工肛門とは
2.人工肛門の適応
3.人工肛門に使用される医療機器
4.人工肛門継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
D 在宅注射療法
1.在宅注射療法とは
2.在宅注射療法の適応
3.在宅注射療法に使用される医療機器
4.在宅注射療法継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
E 腎代替療法
1.在宅血液透析(HHD)とは
2.在宅血液透析(HHD)の適応
3.在宅血液透析(HHD)に使用される医療機器
4.在宅血液透析(HHD)継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
1.腹膜透析(PD)とは
2.腹膜透析(PD)の適応
3.腹膜透析(PD)に使用される医療機器
4.腹膜透析(PD)継続中のトラブル
5.観察のポイントと救急隊の対応
1.大量殺傷型テロ対応の重要概念
2.大量殺傷型テロの基礎知識
Ⅰ 爆傷と損傷機序
Ⅱ 爆発の特徴
■コラム1 爆発による人体への作用
Ⅲ 爆発物
■コラム2 火薬と爆薬
■コラム3 代表的な火薬類
Ⅳ 受傷部位による損傷形態
Ⅰ 鋭的損傷:エネルギーによる分類
Ⅱ 銃弾のエネルギーと組織への損傷
Ⅲ Cavitation(空洞化)について
Ⅳ 診療手順
Ⅴ 損傷の評価
Ⅵ 銃創に対する保存的治療
Ⅶ 銃弾の扱い
Ⅷ 抗生剤投与
Ⅰ 米国における事態対処医療の歴史的経過
Ⅱ 事態対処医療TEMSと戦術的戦傷救護TCCC
Ⅲ ハートフォードコンセンサスとは
Ⅳ 銃乱射・大量殺傷型事件で身を守るべき行動
3.大量殺傷型テロに対する手技
Ⅰ ターニケット使用の意義
Ⅱ ターニケットの種類
Ⅲ ターニケットの使い方
1・適応になる出血部位
2・適応のタイミング
3・注意点
4・ターニケット装着の方法
5・CAT〇(R)以外のターニケットの特徴
Ⅳ ターニケットの外し方
Ⅴ ターニケットの合併症
Ⅵ ターニケットのエビデンスレベル
Ⅶ ターニケット使用の法的根拠
Ⅰ SALTトリアージとは
Ⅱ ステップ1 Global Sorting(集団分類)
1・Action1
2・Action2
3・結果
Ⅲ ステップ2 Individual Assessment(個別評価)
1・緊急救命処置(LSI)
2・Assess(評価)
■コラム4 エクスペクタント
4.爆傷外傷各論
5.病院での対応のポイント
1・災害が発生する前
2・災害が発生した後
1・サージに備える
2・『リバーストリアージ』を意識した対応
3・早期に来院した傷病者への対応
4・手術室の運営
5・多数輸血への対応
6・軽症者および帰宅者への対応
6.事例紹介
事例1・マドリード多発列車爆破テロ
事例2・ボストンマラソン爆弾テロ
■コラム5 ボストンマラソンの体制
■コラム6 イスラエルの対テロ現場トリアージ
第Ⅰ章 受付での対応
1.言語の確認
2.来院目的の確認
3.患者情報の確認
4.医療費の支払いに関する確認
1.パスポートはここを確認
①氏名
②有効期限
③入国記録
2.在留カードはここを確認
3.在留資格が切れている場合の通報義務
1.救急病院の未収率は19.8%
2.未収金トリアージ
①(緑)日本の健康保険証を持っている:低リスク
②(青)在留資格(ビザ)が切れている、または、
入院中に切れてしまう:特別な配慮が必要
③旅行保険に加入している、もしくは、クレジット
カードを持っている→黄色(準緊急):外来、
赤(緊急):入院
④旅行保険加入もクレジットカードもない場合は
超緊急(黒)
3.努力をしたにもかかわらず未収金が発生して
しまった場合
4.未収金予防策
1.救急外来
①料金表の作成
2.入院
①概算を伝える
②概算金額を保証金として預かる
③海外送金するときにはSWIFTコードが必要
④現金以外の支払い方法にも対応
⑤海外旅行保険
⑥健康保険証を持っていない患者の診療報酬に
ついて
⑦英文の請求書・領収書を用意しておこう
1.海外旅行保険で支払いが可能な事例
2.海外旅行保険の手続き
1.外国人患者受け入れの準備のとき
①医療通訳サービス
②英文診断書簡易版
③電子辞書
④研究の同意書
⑤治療を中断するときの同意書
⑥単位換算表
2.受付・会計時に役立つもの
3.ピクトグラムの活用
①院内表示や掲示物
②トイレの使用について
③注射針をゴミ箱に捨てないで
④ポケットWifi
⑤アスリートでも使用可能な大型車いす、
ストレッチャー
4.外国人患者の受け入れ可能な医療機関
5.メールアドレス
第Ⅱ章 コミュニケーション
1.言葉の壁を解消するために
①本当はわかっていない?
②家族や知人の通訳は本当に大丈夫?
③子どもに通訳をさせてはいけない
2.医療通訳サービスを使うときに
知っておきたいこと
①時間がかかる
②医療通訳の規約の作成
③やさしい日本語を使う
3.通訳の種類
①対面通訳
②電話通訳
③ビデオ通訳(タブレット端末)
④機械通訳
4.個人情報の取り扱い
5.料金について
1.多文化対応能力(Cultural Competency)
①食事や薬はアレルギーと同様の対応を
②患者に訊くことが大切
③ベジタリアンもいろいろ
2.イスラム教について
①知らなかったでは済まされない!
②女性の医師を希望するときの対応
3.緊急時の対応
1.トラブル・クレーム対応のポイント
2.暴力や暴言があったときの対応
①まず身の安全を守ること
②必ず複数のスタッフで対応する
③かかわったスタッフの心のケア
④録音や録画の準備をしておく
⑤大事な話をしているときに笑うことは失礼
1.不法行為責任とは
2.正当な事由の必要性
第Ⅲ章 感染症への対応
1.渡航歴のある患者へのアプローチ
①渡航地
②潜伏期
③曝露歴
2.警戒すべき輸入感染症
3.身体所見や血液検査からの鑑別法
4.重症度の高い疾患、治療可能な疾患、
頻度の高い疾患
1.感染管理対策とは
2.症候別鑑別とその対策
1.旅行者下痢症の疫学
2.治療法
1.マラリア
2.デング熱
3.チクングニア熱
4.ジカウイルス感染症
1.新興再興感染症とは
2.ウイルス性出血熱
3.鳥インフルエンザおよび中東呼吸器症候群(MERS)
1.感染対策の説明
2.医療機関受診に際しての注意点
3.患者と同行者の個人情報の把握
1.感染症患者搬送に関する対策(連携先:保健所、
検疫所、消防)
2.課題を防ぐ取り組み(連携先:地域行政、
旅行/船舶代理店など)
3.サポート部門の存在(連携先:地域行政、
民間企業など)
1.薬剤耐性菌保有リスクの評価
(特に、海外医療機関での入院歴)
2.個室隔離と接触予防策
3.感染管理チームへの相談、スクリーニング検体の
採取
1.ルーチンワクチン
①麻疹・風疹
②水痘
③ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ
④B型肝炎
⑤日本脳炎
2.トラベラーズワクチン
①A型肝炎
②狂犬病
③髄膜炎菌
④黄熱病
⑤腸チフス
⑥ダニ脳炎
3.病歴確認に際しての注意点
第Ⅳ章 救急外来診療
1.問診のコツ
①問診時の基本
②留意すべき点
2.フィジカルアセスメントのコツ
1.救急外来における診療の実際
2.重症度の評価と治療
1.アナフィラキシーショックへの対応
2.外国人患者の特徴・課題
1.診察
2.簡易検査
3.治療
4.届出義務
1.急性期治療
2. 二次・三次予防
①自覚を促すためにパンフレットを利用する
②AAの連絡先を案内する
③専門医療機関に相談する
④近親者に対して自助グループを案内する
1.帰宅できると考えられる場合
①できるだけ海外で使用されている薬剤を処方する
②薬剤の英語説明文を用いて説明する
③外国人対応ができる精神科や相談先を紹介する
2.入院が必要と考えられる場合
①当該病院の精神科に入院する
②精神科病院に転院する
③帰国搬送のため海外対応の民間会社を利用する
1.リスクの把握
2.現場での対応
3.普段からの対策を!
①計画
②トレーニング
③安全な環境
④怒らせるフレーズ、落ち着かせるためフレーズ
1.療養指導義務の履行について
2.診断書作成についての注意点
3.帰国、飛行機搭乗困難な患者への対応
1.心肺停止の診療
2.リビングウィル
3.蘇生後
4.安楽死
1.訪日外国人の死亡対応
2.日本に在住の外国人が死亡した場合
1.受傷機転
①交通事故の場合
②その他の原因で怪我した場合
2.海外旅行保険の加入の有無の確認
①海外旅行保険に加入している場合
②海外旅行保険に未加入で支払いが必要な場合
3.診断書の作成
4.外傷後のフォローアップ
5.帰宅後の注意プリント
1.手術の回避について
2.手術同意について
3.周術期管理について
1.診察前の情報収集
2.術前診察
①術前診察の前に
②本人確認と術前診察
③麻酔に関する同意取得
④麻酔管理
⑤術後管理
1.医療行為実施前にしておきたいこと
①自施設の外国人患者診療実績の把握
②自施設で活用できる通訳体制の整備について知る
③外国人患者のインフォームド・コンセント(IC)
2.合併症が発生したら
1.ひと昔前の外国人のイメージは“否”
2.日本にいる外国人を一括りに捉えない
3.近隣に住む定住外国人の協力者を探す
1.災害医療における外国人旅行者の扱い
2.病院での受け入れ
①準備
②受け入れと診療
3.トリアージでの問題点
①一次トリアージSTART法
②二次トリアージPAT法
③トリアージタッグ
4.文化の違いによる対応上の注意点
5.コミュニケーションボード(多言語情報シート)
の活用
6.災害時診療に関しての費用負担
7.転院搬送
8.帰宅困難者への対応
9.災害に対応する各機関の多言語への対応
10.訓練の提案
第Ⅴ章 緊急帰国搬送
1.日本人の帰国搬送について
①搬送理由
②搬送方法
③特徴
2.外国人の日本への緊急医療搬送について
①搬送理由
②特徴
③受け入れ時に必要な情報
1.帰国先医療機関調整
2.飛行機搭乗時に考慮すべき要素
3.飛行機に搭乗可能か判断するポイント
①一般旅客としての搭乗
②車いすや酸素などを利用したり、医療者
付き添いのうえで定期便に着座で搭乗
③ストレッチャー搬送
1.機材
2.適応
3.AAでできる治療
4.医療チーム編成
5.ミッションまでの流れとその限界
6.日本発AA
1.英文診療情報提供書
2.Medical Information Form(MEDIF)
3.搭乗許可証(意見書)
第Ⅵ章 薬を処方するときに知っておきたいこと
①宗教上の禁忌薬剤への対応
第Ⅶ章 便利帳
1 多数傷病者事故における災害現場医療対応の原則
1) C(Command & Control):指揮命令系統の確立
/連絡調整
2) S(Safety):安全確保
3) C(Communication):情報伝達
4) A(Assessment):評価
5) 災害現場の医療
2 最先着隊の活動
・ダイヤモンドの5分
1) 自分(Self)の安全
2) 現場(Scene)の安全
3) 傷病者(Survivor)の安全
1) 報告【A】
2) 応援要請【A】
3) 場所とり【A】
3 災害現場管理
1) 災害発生時への適応(切り替え)基準
2) 警防本部の任務
3) 部隊運用
1) 設置
2) 編成
3) 任務
1) 現場活動に必要な区域(「警戒区域」
「消防活動区域・危険区域」)の設定
2) 災害活動区域内における傷病者の動線の確立
1) 傷病者集積場所(一時救出場所)
2) トリアージポスト(搬入エリア)
3) 現場救護所
4) 軽症者の扱い
5) 遺体安置所
6) 救急車・搬送車両の運用
7) 無傷被災者の管理
4 災害現場の医療(トリアージ)
1) START法
2) PAT法
・トリアージ「黒」について
・小児のトリアージ
5 災害現場の医療(トリアージタグの記載)
1) 訂正・追記
2) 重症化
3) 軽症化
1) 事前記載(現場到着前)
2) 傷病者集積場所での記載
3) 現場救護所搬入時や医療処置がなされた場合の
追加記載
4) 現場救護所搬出時の記載
6 災害現場の医療(治療)
1) なぜ現場治療が必要なのか?
2) 病院での医療と災害現場での医療の違い
3) 対応手順
1) パッケージングに意義
2) パッケージングの進め方
3) 患者移動手段
1) 持続的モニタリングが困難なので、
繰り返し傷病者の様子を観察
2) 先読みして物品の確保
3) 現場処理内容の記録
4) 優先すべきは最大多数への治療
7 災害現場の医療(搬送)
1) 患者の病態
2) 搬送先選定
3) 分散搬送
4) 時間ごとの変化を考慮
5) 搬送手段(車両、ヘリ)・道路事情
6) 機材消費の負担
8 応援要請
1) 近隣消防本部、都道府県レベルでの応援協定
2) 緊急消防援助隊
1) ドクターカー
2) ドクターヘリ
1) DMATとは
2) 地域災害におけるDMAT活動
3) DMAT派遣要請
4) DMAT投入の原則
9 災害現場特殊治療
1) Confined Spaceと活動の特異性
・医療チーム投入の優先順位
2) 安全確保
3) CSMでみられる病態
4) 救助隊員が現場で行う活動
5) 医療チームが行う医療処置
6) 消防と医療の連携
7) 救助者のストレス
8) まとめ
1) 病態
2) 診断
3) 消防と医療の連携
4) 治療
5) 広域医療搬送
6) まとめ
1) 切断の決断
2) まとめ
1 MCLS-CBRNEの基本的コンセプト
1) CBRNE特殊災害に対する医療対応体制が、
N・B・Cそれぞれ縦割り体制となっている
2) テロ対応の初期には、テロと認識できない
ことの方が多い
3) テロ対応は国民保護法に基づき、国が主体と
なって対応するとなっているが……
4) 消防による現場除染体制整備の結果および水除染
神話によって搬送開始が大幅に遅延する
2.MCLS-CBRNEの基本的コンセプト
3.MCLS-CBRNE現場対応の全体的な流れ
2 MCLSコースの復習
1) MCLS標準コース学習目標
2) MCLS標準コース受講対象
1) 多数傷病者事故における災害現場医療対応の原則
2) 最先着隊の活動要領
3) 災害現場のマネジメント
4) 傷病者救護部門の管理
3 CBRNE災害共通の対応(All hazard対応)
1) 救助者個人の安全;自分の安全
2) 除染;傷病者、自分の安全
3) 救助者の被ばく問題
4) 検知
5) エリア設定:ゾーニング;自分、現場の安全
4 CBRNE災害現場活動
1.避難誘導
2.救 助
1.防護の原則
2.防護に必要な知識
1) 給気式呼吸用保護具とろ過式呼吸用保護具
2) 吸収缶
3) 防護服
3.防護具のレベル
1) レベルA
2) レベルB
3) レベルC
4) レベルD
5) 通常の消防防火装備の応用
4.ゾーニングと防護服
1.検 知
2.ゾーニング
1.多数傷病者に対する除染
2.より現実性を追求した除染方法の導入
1) 脱衣
2) 即時除染
3) 放水除染
4) 専門除染
3.その他の除染法(RSDL)
4.長時間の除染中に必要とされる医療行為
5.放射線が検知された際の除染
6.体内除染(放射性物質の場合)
1.CBRNE災害におけるトリアージ(除染後)
1) 自力歩行可能な傷病者に対し「CBRNEによる
と考えられる症状」の有無を確認する
2) 呼吸停止でも、化学剤でかつ呼吸停止から
時間が経っていなければ、安易に黒としない
2.除染後エリア(トリアージエリア・現地救護所)
の資器材・人員配置
5 CBRNE災害種別特性
1.化学剤の特性
2.曝露された化学剤の特定方法
1) 患者の症侯(症状)から推定する(トキシドローム)
2) 機械的検知
3) 定性と定量
4) 検知方法
5) その他の注意事項
3.傷病者に対する治療
4.各 論
1) 神経剤
2) びらん剤
3) 血液剤
4) 窒息剤
5) 無力化剤
6) 催涙剤
5.重要事項
1.生物剤の特性
2.B災害・テロの特徴
1) 原因物質について
2) 発生様式(化学剤との比較)
3) 検知について
4) 散布方法
3.生物剤の侵入経路および防護・予防方法
1) 生物剤の侵入経路
2) 病原体感染防護方法
3) 発症防止方法
4) CDCによる標準的感染制御法
(Standard precautions for infection control)
4.生物剤の除染
5.生物剤曝露患者の医療対応
1) 生物剤の推定
2) 医療機関への搬送
3) 未発症被害者への予防的治療
4) 発症患者への治療
6.生物剤各論
1) 天然痘
2) 炭疽菌
3) ペスト
4) 野兎病
5) ボツリヌス毒素
6) ウイルス性出血熱
7) リシン
8) ブドウ球菌エンテロトキシンB
9) トリコセシン真菌毒素(T2)
1.R/Nの特性(核・放射線災害はどこでも起こりうる)
2.放射線基礎知識
1) 放射線とは
2) 放射線と放射能、放射性物質およびその単位
3) 被ばくと汚染
4) 放射線の測定
5) 放射線の人体影響
6) 放射線防護
3.放射線災害への対応
1) スイッチ&こりゃ変だ(事象の認知)
2) 指揮
3) 安全(検知、ゾーニング、3S&個人防護、除染、
トリアージ)
4.まとめ
1.爆発の特性
2.爆発のメカニズム
3.爆発により生じる損傷
1) 一次爆傷:爆発の衝撃により生じる損傷
2) 二次爆傷:飛翔物により生じる損傷
3) 三次爆傷:爆発により吹き飛ばされた結果により
生じる損傷
4) 四次爆傷:一~三次爆傷以外の爆発に関連した損傷
4.爆傷対応の留意点
1) 救護者の安全
2) START法でのトリアージ
3) PAT法でのトリアージ
4) 参考:その後の処置
View point Advanced クライムシーン(事件現場)での活動
Ⅰ・クライムシーン、特に重大事案における医療対応の概要
1.事案運用について
2.クライムシーンにおける医療・救護の3つのフェーズ
3.事態対処医療現場での傷病者評価と処置
4.クライムシーンでの医療対応の特異点について
Ⅱ・クライムシーンがCBRNE現場であった場合の事態対処医療
1.交戦中であれば、そのエリアは法執行機関に
委ねなければならない
2.制圧を確認後または交戦/事態対処現場と一線を
画したエリアで、関係機関はCBRNEの手順を開始する
3.犯罪捜査の観点から現場の保全、証拠物質の確保、
現場にいた人のID確認が必要
01 心筋梗塞(左冠状動脈) [POT症例5]
02 くも膜下出血 [POT症例9]
03 窒息 [POT症例16]
04 喘息 [POT症例13]
05 敗血症 [POT症例28]
06 低血糖 [POT症例25]
07 心不全(左心不全) [POT症例29]
08 出血性ショック [POT症例20]
09 脳出血 [POT症例10]
10 熱中症 [POT症例36]
11 糖尿病性ケトアシドーシス [POT症例23]
12 髄膜炎 [POT症例8]
13 腎不全 [POT症例31]
14 心筋梗塞(右冠状動脈) [POT症例4]
15 急性消化管虚血 [POT症例21]
16 高血糖 [POT症例24]
17 緊張性気胸 [POT症例17]
18 急性膵炎(敗血症) [POT症例22]
19 自然気胸 [POT症例15]
20 肺血栓塞栓症 [POT症例19]
Ⅰ なぜ、止血の方法を学ばなければならないか
Ⅱ ケガの種類
Ⅲ からだの中を流れる血管の種類と出血の分類
1 出血源の血管による分類
2 外出血と内出血
Ⅳ 止血の流れ
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑤ 出血部位の挙上
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
Ⅴ 部位別止血法
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
ステップ① 安全確認
ステップ② 感染防御
ステップ③ 出血部位の確認
ステップ④ ドレッシングと直接圧迫止血法
ステップ⑤ 出血部位の挙上
ステップ⑥ 包帯(バンデージ)
Ⅵ 特殊な止血法(止血帯止血法)
Ⅶ どの段階で119番通報するのか―救急車が
到着するまでの流れ―
1 救急車を呼ぶ必要がある傷病者①
2 救急車を呼ぶ必要がある傷病者②
3 救急車を呼ぶ必要がある傷病者③
(こんな状況でケガをした)
1 安全の確認と確保――二次災害の予防
2 傷病者の簡単な観察
3 消防への連絡(119番通報)
4 警察への連絡(119番通報)
5 傷病者に対する応急手当
6 救急隊員への申し送り
症例 1 急性心筋梗塞(左冠状動脈)、プレショック、
関連通
症例 2 心原性ショック、心筋梗塞(右冠状動脈)
症例 3 僧帽弁閉鎖不全症による心原性ショック
症例 4 感染性髄膜炎
症例 5 軽いくも膜下出血からの脳血管攣縮
症例 6 脳梗塞(心原性脳塞栓症)
症例 7 アスピリン喘息
症例 8 緊張性気胸
症例 9 敗血栓塞栓症
症例 10 肝硬変、食道静脈瘤からの出血
症例11 急性膵炎による敗血症性ショック
症例12 糖尿病ケトアシドーシス
症例13 高浸透圧高血糖症候群
(非ケトン性高浸透圧性糖尿病昏睡)
症例14 低血糖
症例15 周期性四肢麻痺(甲状腺機能亢進症、バセドウ病)
症例16 急性腎障害
症例17 腸管出血性大腸菌感染症
症例18 WPW症候群による頻拍性不整脈
症例19 アナフィラキシーショック
症例20 ギラン・バレー症候群
Section 1 手術室に関する基本事項
Section 2 救急室における蘇生的手技
Section 3 頭部
Section 4 頸部
Section 5 胸部
Section 6 腹部
Section 7 骨盤
Section 8 上肢
Section 9 下肢
Section 10 整形学的ダメージコントロール
1 POT
2 POT Basic
3 POT Basic開催の準備
4 POT Basicで使用する定義
5 POT Basicで使用するアルゴリズム
6 POT Basic 1 循環
1.ショック
2.急性冠症候群(ACS)
3.POT Basic 1 の症例
7 POT Basic 2 呼吸
1.呼吸音と病態
2.POT Basic 2 の症例
8 POT Basic 3 意識障害
1.意識障害の原因
2. POT Basic 3 の症例
・意識レベルの確認
・意識障害の評価が困難な場合
9 POT Basic ネームカード
1 災害時における薬剤師の必要性と役割
1) 東日本大震災での災害医療対応
2) 新たな防ぎえる災害死
1) 災害時の公衆衛生的対応
2) 薬剤師の役割
2 災害医療の原則
1) C:Command & Control
[指揮と統制(連携、連絡・調整)]
2) S:Safety(安全)
3) C:Communication(情報伝達)
4) A:Assessment(評価)
1) T:Triage(トリアージ)
2) T:Treatment(治療)
3) T:Transport(搬送)
3 災害薬事支援の原則
4 災害薬事トリアージとフィジカルアセスメント
1) 自覚症状の聴取:LQQTSFA
2) 社会的情報についての問診
3) 既往歴・服薬歴・アレルギー歴
1) 意識の評価「意識レベル」
2) 呼吸の評価
3) 循環の評価
4) 体温
5 災害における医薬品供給
1) 発災後3日まで(超急性期)
2) 発災後3~7日頃(急性期)
6 災害時、薬事関連通知(規制緩和)
7 避難所での情報収集と医療救護班との連携
1) 避難所を評価するキーワード
2) PHARMACIST
1) 避難所における薬剤師活動
8 わが国の災害医療体制
1) 災害対策基本法
2) 災害救助法
1) 災害拠点病院
2) 広域災害・救急医療情報システム(EMIS)
3) DMAT
4) 医療搬送
5) 災害医療コーディネーター
6) 医薬品などの安定供給の確保
附録 薬事関連における災害対応通知一覧
総 論
・ERにおける身体所見―病歴聴取―緊急検査の関係
・確定診断へ早く到達する方法
・緊急検査の価値
・注意すべきピットフォール
・最後に
各 論
1.高血糖
2.低血糖
3.血糖測定器
1.解釈の手順
2.動脈血液ガス分析でほかに測定できるもの
3.静脈血液ガス分析は実現可能か
4.動脈血液ガス分析の解釈に必要な呼吸生理
5.P/F比について
6.A-aDO2について
7.機械の設定について
8.一酸化炭素(CO)について
Ⅰ ナトリウム異常
1.ナトリウムの異常と調節機構
2.高ナトリウム血症
3.低ナトリウム血症
Ⅱ カリウム異常
1.カリウムの異常と調節機構
2.高カリウム血症
3.低カリウム血症
Ⅲ カルシウム異常
1.カルシウムの異常と調節機構
2.高カルシウム血症
3.低カルシウム血症
1.尿素窒素(BUN)とは?
2.血清クレアチニン(Cre)とは?
3.BUN/Cre比からわかること
4.BUN/Creの解離と消化管出血
5.Creと急性腎障害の重症度分類
6.急性腎不全の鑑別診断指標
Ⅰ CRP
1.CRPとは
2.CRPの解釈
Ⅱ PCT
1.PCTとは
2.PCTの有用性
3.臨床におけるPCTの有用性
Ⅲ P-SEP
1.P-SEPとは
2.P-SEPの有用性
1.実際の測定手順
2.検査結果で何を考えるか
3.次の一手
4.POCT後、次のチェックはいつ行うか
1.測定原理
2.測定方法
3.モニターの基本
4.ERでの実際の使用方法
1.測定原理
2.測定方法
3.カプノグラムの基本波形
4.ERでの実際の使用方法
5.PETCO2異常の原因
1.注意点
2.実際の測定手順
3.不整脈の診断
4.緊急治療が必要な不整脈
1.尿比重・尿浸透圧測定の意義
2.尿比重と尿浸透圧の関係
3.尿比重測定の実際
4.尿濃縮の生理学
5.異常がみられた場合の検査の進め方
1.尿一般定性検査の適応
2.尿観察・尿一般定性(試験紙)検査の実際
3.異常がみられた場合の考え方
1.検査の意義
2.測定により何がわかるか
3.検査結果に応じて何を考えるか
4.異常となるほかの疾患
5.次の一手
1.BNPおよびNT-proBNPとは
2.実際の測定―どういうときに検査するか
3.BNPとNT-proBNPの使い分け
4.検査結果で何を考えるか
5.異常となる疾患―測定結果に影響する因子
6.検査結果を次にどう役立てるか
1.凝固と線溶
2.一次線溶と二次線溶
3.D-ダイマーとFDP
4.測定後の判断
5.異常値を示す疾患
6.偽陽性となる場合
7.問題点
8.Get the Knock
1.目的
2.実際の測定手順
3.検査結果
4.髄液検査の臨床への応用
5.髄膜炎に対する治療の評価
1.インフルエンザ
2.A群β溶連菌感染症
3.マイコプラズマ感染症
4.レジオネラ肺炎
5.肺炎球菌性肺炎
1.グラム染色・鏡検の適応となる患者
2.グラム染色の方法
3.鏡検のポイント
4.グラム染色・鏡検の臨床への応用
5.抗菌薬決定のその後
6.グラム染色・鏡検の限界について
1.救急外来で結核を想定する患者群
2.抗酸菌検査の解釈について理解する
3.結核である場合の対応について理解する
1.尿中薬物定性試験の意義
2.尿中薬物定性試験の種類と特性―特にトライエージDOA
について
3.トライエージの測定原理、測定方法
4.検査結果を解釈する際の注意点
5.検査結果をどのように臨床に活かすか?
6.POCT後の追加検査とその目的
1.HCGとは?
2.HCG検査の実際
1.血液型の測定方法
2.輸血の手順
3.危機的出血の際の緊急輸血
4.大量輸血
5.輸血の副作用・合併症
1.撮影体位による見え方の違い
2.重要な異常所見
3.臨床症状と鑑別疾患
4.胸部外傷
1.腹部救急診療における超音波検査の役割
2.腹部救急疾患の超音波像
1.心臓超音波検査を行う前の準備
2.救急の現場における心臓超音波検査の必要最小限の
チェックポイント
3.救急疾患別のチェックポイント
1.産褥期の出血への対応
2.Focused assessment with sonography for obstetrics
(FASO)
3.産褥期の出血の原因
4.FASOを行う手順と鑑別診断
Topics
1.感染防止
2.観察1
3.観察2
4.処置
➊創傷処置
➋固定処置
5.特定行為
6.体位管理・搬送
症例20 出血性ショック
症例21 敗血症性ショック
症例22 敗血症性ショック
症例23 高血糖1.糖尿病性ケトアシドーシス
症例24 高血糖2.非ケトン性高浸透圧性昏睡
症例25 低血糖発作
症例26 甲状腺機能亢進症(甲状腺クリーゼ)
症例27 副腎皮質機能低下症(急性副腎不全)
症例28 敗血症性ショック
症例29 腎性心不全、心不全、肺水腫
症例30 透析患者、肺水腫、腎性高カリウム血症
症例31 急性腎不全
症例32 頻拍性不整脈
症例33 徐脈性不整脈
症例34 致死性不整脈(Brugada症候群)
症例35 偶発性低体温症
症例36 熱中症
症例37 アナフィラキシーショック
症例38 神経原性ショック(脊髄損傷)
症例39 溺水
■第Ⅰ章 総 論
■第Ⅱ章 各 論
症例 1 乳頭筋断裂による僧帽弁閉鎖不全症
症例 2 急性心筋梗塞(左冠状動脈)
症例 3 亜急性細菌性心内膜炎による敗血症性ショック
症例 4 急性心筋梗塞(右冠状動脈)
症例 5 急性心筋梗塞(左冠状動脈)
症例 6 僧帽弁閉鎖不全症
症例 7 大動脈解離・心タンポナーデ
症例 8 髄膜炎
症例 9 くも膜下出血
症例10 脳出血
症例11 脳梗塞
症例12 脳ヘルニア
症例13 喘息
症例14 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
症例15 気胸
症例16 窒息(上気道閉塞)
症例17 緊張性気胸
症例18 肺炎
症例19 肺血栓塞栓症
最初に読む! 基本初期輸液
Ⅰ 輸液はどこに入っていくのか?
Ⅱ それでは、血管内(血液or血漿)と間質(組織間)を分けて
いるのは?
Ⅲ それでは、細胞内と細胞外を分ける細胞膜の役割は?
Ⅳ このような定常状態を保つために、毎日われわれ
人間はどこで水や電解質を失い、それらをどこから
補充(または再利用)しているのだろうか?
Ⅰ そうなると脱水、体液喪失、それぞれにどのような
輸液が最適なのであろうか?
Ⅱ 輸液は脱水補正用の5%ブドウ糖液と、体液喪失
補正用の細胞外液補充液の2種類だけで足りる?
Ⅲ 初期輸液とは別に、水、電解質、エネルギーの1日
必要量(維持量)は実際はどれぐらいになるのか?
Ⅳ これ以外にもたくさん輸液の種類が輸液・栄養製品
組成早見表に記載されているが、これらは何?
Ⅰ 何を根拠に輸液戦略を立てるか
1.水電解質の補給→細胞外液でまず間違いなし
2.栄養の補給→ブドウ糖だが、まず必要ない
3.血管の確保→細胞外液でまず間違いなし
4.病態の治療
Ⅱ 主訴、現病歴と身体所見から考える輸液戦略
Ⅲ バイタルサインの回復を目的とする、いわゆる蘇生
輸液
Ⅰ 何を指標に、何を見極めて輸液計画を立てるのか
(初療患者を通して原則的に)
1.救急外来における輸液療法の目的
2.輸液療法の種類
3.体液量の評価
4.救急外来での適切な初期輸液
Ⅱ 水分バランス、電解質、浸透圧、酸塩基平衡異常と
その補正
1.酸塩基平衡の異常
2.ナトリウム代謝異常
3.カリウム代謝異常
初療直後に読む! 救急疾患別輸液法
Ⅰ 診断の見極め
1.高張性脱水
2.等張性脱水
3.低張性脱水
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.低Na血症を認めた場合
2.血管内容量が低下している場合
3.血管内容量が正常から軽度に増加している場合
4.水分喪失量増加をきたす疾患(Na正常~高Na血症)
Ⅲ 輸液を含めた治療計画 いつ、何に変更するか?
Ⅳ 「かくれ脱水」、「冬脱水」とは?
1.かくれ脱水
2.冬脱水
Ⅴ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 診断の見極め
1.ショックについて
2.心原性ショックの定義・病態
3.心原性ショックの診断
4.急性心不全の病態把握
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.バイタルサインの確認
2.病歴聴取と一般身体診察
3.検査
4.鑑別診断
Ⅲ 輸液を含めた治療計画
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 診断の見極め
1.急性腎障害の定義、疫学、重症度分類
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.急性腎障害の分類と鑑別方法
Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか
1.急性腎障害における緊急透析の適応
2.急性腎障害に対する疾患特異的な治療
3.急性腎障害に対する支持療法
4.急性腎障害に対する腎代替療法(血液透析)
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 嘔吐を起こす疾患の診断手順と治療
1.初療時のポイント
2.問診のポイント
3.嘔吐患者の輸液治療
Ⅱ 下痢を起こす疾患の診断手順と治療
1.下痢のメカニズム
2.下痢の輸液治療
Ⅲ 急性腹症を起こす疾患の診断手順と治療
1.初療時の対応
2.急性腹症の診断
3.急性腹症の輸液治療
4.急性腹症手術と術後管理
Ⅰ 診断の見極め、定義・病態
1.定義(敗血症、重症敗血症、敗血症性ショック)
2.病態
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.具体的な疾患
2.鑑別診断
Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか
1.実際の初療室での動きについて
2.生理学的アプローチ、EGDTについて
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 病態と診断の見極め
1.病態
2.診断
3.各論
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.外傷
2.消化管出血
Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか
1.初期対応、 全身管理
2.成分輸血
3.輸液・輸血療法の注意点
Ⅳ 輸液療法からみたその後(術前・術後)のフォロー
アップ
1.腹部コンパートメント症候群(ACS)
2.カテコラミンの使用
Ⅰ 診断の見極め
1.診断
2.機序と誘因
3.リスク因子
4.アナフィラキシーショック
Ⅱ 鑑別疾患
Ⅲ 輸液を含めた治療計画
1.初期治療
2.急性期にはどの輸液製剤を、どれだけ投与したら
いいのか
3.輸液投与量の指標について
4.輸液療法の限界と、その他の治療方法について
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
1.二相性反応について
2.自己注射型エピネフリン(エピペン)について
3.運動誘発性アナフィラキシー
Ⅰ 診断の見極め
Ⅱ 具体的な疾患の超急性期管理
1.くも膜下出血(SAH)
2.脳出血
3.脳梗塞
Ⅲ 具体的な疾患の急性期管理
1.くも膜下出血(SAH)
2.脳出血
3.脳梗塞
Ⅳ 輸液療法からみたその後(亜急性期管理)
Ⅰ 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と高浸透圧性
高血糖症候群(HHS)の病態生理
1.DKAの病態生理
2.HHSの病態生理
Ⅱ DKAとHHSの診断
1.DKAの診断
2.HHSの診断
Ⅲ DKAとHHSの治療
1.初期輸液
2.その後の輸液
3.インスリン投与
4.電解質補正
5.原因検索と支持療法
Ⅳ 低血糖
1.交感神経症状
2.中枢神経症状
3.大脳機能低下
Ⅴ 乳酸アシドーシス(LA)
Ⅵ アルコール性ケトアシドーシス(AKA)
Ⅰ 急性中毒
Ⅱ 環境障害
1.熱中症
2.低体温症
Ⅲ 特殊な外傷、外因性障害
1.脊髄損傷
2.熱傷
3.溺水
Ⅳ 終末期
Ⅰ 高齢者
1.生理学的特徴
2.高齢者の輸液療法の実際
3.まとめ
Ⅱ 小児
1.成人との違い
2.生理学的特徴
3.維持輸液
Ⅲ 小児のショック
1.ショックの輸液療法の実際
2.まとめ
Ⅳ 小児の脱水
1.基本
2.輸液の組成・速度
3.まとめ
一段落したら読む! 輸液エキスパートへの道!
Ⅰ なぜ、輸液に際して腎機能評価が重要なのか
1.尿浸透圧
2.輸液による溶質負荷
3.「CKD患者は高K血症にも低K血症にもなりやすい」
4.「CKD患者は高Na血症にも低Na血症にもなりやすい」
5.「CKD患者はアシドーシスにもアルカローシスにも
なりやすい」
6.「CKD患者は高血糖にも低血糖にもなりやすい」
7.「CKD患者の血清Ca/P/Mg値は高値にも低値にも
なりやすい」
Ⅱ 腎機能低下時の体液量評価のピットフォール
Ⅲ 輸液に際しての腎機能評価のピットフォール
・冷やしラクテックあります
・維持輸液=3号液?
・FENaとは
・動脈血液ガスと静脈血液ガス
・浸透圧脱髄性症候群(ODS)
・高Na血症とhypovolemic shockの合併を認める場合
・橋中心髄鞘崩壊症(CPM)
・Swan-Ganzカテーテルについて
・TPTDを用いた循環動態の評価
・カテコラミンの選択
・入院後の輸液管理
・急性腎障害の発症場所と頻度
・血清Cr値はGFRが極端に低下しても……
・緊急透析を行う可能性がある症例に対しては……
・急性腹症術後の輸液のポイント
・いつ中心静脈カテーテル(CVC)を留置し、いつ血管収縮薬を
開始する?
・ショック指数を用いるときの注意点
・Permissive hypotension, restrictive fluid resuscitation
という考え方
・大動脈遮断バルーン(IABO)
・アドレナリンの投与について
・原因不明の遷延する意識障害
・迷ったときの抗血栓薬の選択
・HHSの治療の主体は……
・フルマゼニルはベンゾジアゼピンの拮抗薬であるが……
・高体温に対していち早く冷却輸液を投与するが……
・加温輸液が足らない場合は……
・頸髄損傷患者は体温調節機能も低下しているので……
・初期の重症度評価において、サウナ内、岩盤浴での
熱傷は……
・淡水による溺水で、低Naに陥るような……
・治療撤退と現状維持を識別することそのものが……
・小児の静脈路確保
・経口補液療法
プリントしてお使いください。ラミネートがお薦めです。