Ⅰ.序 論
1.COVID19(コロナ)禍による認知症者への影響
2.コロナによる脳構造変化
3.孤独と脳萎縮
1.アミロイドPET
2.タウPET
3.AT(N)分類
4.アミロイド関連画像異常
1.広義の認知症と脳MRIの役割
2.脳MRIによる形態学的情報の統合
3.脳MRIから臨床的に重要な特徴を抽出する方法
Ⅱ.総 論
1.認知症とは…16
2.どんなケースで認知症を考えるべきか
3.認知症の疫学
4.認知症の症状
1.認知症の医科学的診断プロセス
2.認知症の実際的な診断過程
1.本書第1版発行から改訂版までの診断上の重要事項
2.脳神経外科診療と物忘れ外来
3.脳外科物忘れにおける工夫
1.海馬領域
2.帯状回後部および楔前部
3.頭頂連合野
4.中脳被蓋部
5.迂回回
1.認知症における画像診断の流れとそれぞれの特徴
2.画像統計解析法の種類と特徴
3.画像診断の進歩
Ⅲ.各 論
すべての項目は
1.原因疾患の概念と症状の特徴、経過、治療
2.画像所見の特徴、見極め方
3.治療の経過で見逃してはならない所見、
チェックポイント、画像読影のコツ
で構成されています。
■A うつ病
■B てんかん
問1 「人の尊厳」とは何か。
答1 「人がもっている、人を幸せにする力(魂)と
それを認める力(魂)」なのではないか。
問2 「自立した日常生活(を営むこと)」とは何か。
答2 「人の幸せを自分の幸せと感じることができる
(尊厳)日々の暮らし」であり、
「楽しみのある暮らし」なのではないか。
問3 「尊厳を保持した自立支援」とは何か。
答3 「利用者を大切にするための方法」なのではないか。
問4 「利用者本位(主体)」とは何か。
答4 「利用者を決して裏切らないこと」、「生活を営み
人生を歩む主人公は、あくまで利用者本人
であること」なのではないか。
問5 「アセスメント・モニタリング」とは何か。
答5 利用者を大切にするために、「その人のことをよく
知ること」、「悲しみと深さと希望の高さ
を測ること」なのではないか。
問6 「ケアプラン・個別サービス計画」とは何か。
答6 「利用者・家族と対人援助者が、利用者の自立した
日常生活の実現について相談し、合意した
ことを書きとめる道具」なのではないか。
問7 「サービス・サポートの実践」とは何か。
答7 「尊厳を保持した自立した日常生活を成り立たせる
ための具体的な支援」なのではないか。
問8 「ケアマネジメントの質の向上」とは何か。
答8 「介護支援専門員のモチベーションを引き上げること」
なのではないか。
問9 「ケアマネジメントの全額公費負担」とは何か。
答9 「人の尊厳の保持と自立した日常生活の実現の支援を
必要な人には、もれなく確保すること」なのではないか。
問10 「地域包括ケア・地域共生社会」とは何か。
答10 「あなたが幸せでなければ、私は幸せではない。
という気持ちをもった地域住民によって支えられた
地域を創ること」なのではないか。
【作者からのメッセージ】
あやねちゃん、はるき君、入選おめでとうございます。
1 熊本地震とは?
2 熊本地震 災害の実態
インタビュー 若手スタッフ2人が経験した
グループホーム震災当日
回想 発災初日、私は台湾にいた!!
■災害時、認知症の人を支えるために必要な
小規模事業所管理者の心得
コラム 震災から1ヵ月、小規模多機能ホームの状況
3 事業所側の自然災害への備え
コラム 厚生労働省現地対策本部から熊本の皆様へ
4 震災の支援とフェーズ
5 支援に向かう側からの視点
■緊急時DCATによる熊本支援結果報告
インタビュー 災害支援活動に心を寄せて
コラム 震災経験者として思うこと
6 小規模事業所への災害支援活動の心得
7 災害時のコミュニケーションツール―SNSは
何をもたらしたか―
8 被災者と支援者をつなげるネットワーキング
の必要性
9 災害時のフェーズとケアの在り方―主に
ストレスマネジメントの観点から―
10 復興支援ふれあい活動
認知症のケア―その人を中心にしたケア
1.食事を始めてもすぐに止まってしまいます
●認知症の中核症状とは
2.三食しっかり食べているのに「食べていない」と言うので
どう対応していいか困っています
3.食事を準備して出かけたのに食べてくれませんでした
●BPSDとは
●BPSD発生のメカニズムとは
4.「食べたくない」と言って食事をしなくなりました。
どうしたらいいでしょうか
5.食べられないものを口に入れるので困っています
●失認とは
6.お風呂に誘っても断られてしまいます。
どうしたら入ってもらえますか
●記憶の分類とは
エッセイ 認知症ケアの心に向けて
7.お風呂に入るときに、いつも不安そうで怖そうに
しています。どうしてですか
●注意機能障害とは
8.トイレ以外の場所で排泄することがあります。
どうすればいいでしょうか
●見当識障害とは
9.歩行機能が低下しているのに立ち上がろうとして危険
です
10.いつも歩き続けています。本人の自由にしてもらって
いるという意味ではいいですか
11.自宅にいるのに「家に帰りたい」と言います。
どうすればいいでしょうか
12.「家に帰りたい」といつも言われ、それに対応できずに
困っています
13.1日中、机を叩いています。止めるように言っても止め
ません
14.トイレ以外に部屋から出なくて心配です
15.1日中、大きな声で叫んでいます。周りの利用者もうん
ざりしています
16.頻繁にトイレ介助を求めるのですが、排泄がない場合
もあって大変です
17.「薬をください」と何度も繰り返します
18.他人の服を自分の服だと言って困っています
19.家族に何度も電話したがります。家族も困っています
20.スタッフは嘘をついてもいいのでしょうか
21.薬を勧めても飲んでくれません
22.夜起きて、家中の照明を点けて回っています。どうして
でしょうか
23.介護を拒否し、叩いたりつねったりされます
24.デイサービスへの送迎がスムーズにいきません。
いい方法はないでしょうか
25.「あなたが財布盗ったんでしょ」といつも責められて気が
滅入ります
26.鍋を焦がすことが増えてきました。在宅生活が続けられ
るか心配です
●実行機能障害とは
27.洗濯物を干すのが難しくなってきました
●失行とは
28.ゴミ出しがうまくできません
29.高額の商品を購入しているようです
30.知らない間に外に出て行って、警察に保護されてしまい
ました
31.レビー小体型認知症と診断されました。どのような点に
注意が必要でしょうか
32.前頭側頭型認知症の人が生活に馴染めず困っています
33.コンビニから勝手に物を持ってきてしまいます
34.認知症の人同士の関係がこじれているようです。
うまく対応する方法はないでしょうか
35.あることないこと噂をして困ります
36.夫が妻に暴力を振るっています
37.家族の面会が少ないように思います。もっと来てもらえ
るように声をかけたいのですが
38.家族から拘束してほしいと求められます
39.入浴介助の際、数ヵ所にあざを見つけました。虐待かも
知れません。どうすればいいでしょうか
40.スタッフに認知症の人本位のケアをするように伝えます
が、なかなか伝わりません
41.スタッフが教えたことしかできません
42.医師に相談に行ったところ、「診断に口出しするな」と厳
しく指導されました。どうしてですか
エッセイ “僕にはメロディーがない”
43.スタッフ同士で目指しているものにズレがあるようです。
カンファレンスもスムーズに進みません
認知症の始まりの頃
Q 1.認知症になりやすい人というのがありますか。
Q 2.認知症の初期はどうしたらわかりますか。
Q 3.認知症かも知れないと思ったらどこへかかれば
いいでしょうか。
Q 4.認知症だと思って医者へ連れて行ったら、頭の
MRIは年齢相応で異常はないと言われました。
どう考えたらいいのでしょうか。
Q 5.認知症を発症前に診断することはできないの
ですか。
Q 6.「俺はどこも悪くない」と言って医者にかかろう
としません。どうやって病院へ連れて行った
らよいでしょう。
Q 7.アルツハイマー病という診断を受けました。
認知症とどう違うのですか。
Q 8.自分も忘れっぽくなったのですが認知症になる
のでしょうか。
Q 9.認知症と食事の習慣は関係がありますか。
Q 10.アルツハイマー病は遺伝しますか。
Q 11.今は認知症の症状はありませんが、両親が
認知症なので今から薬を飲んでおくことは
予防になりますか。
Q 12.「お腹が痛い、足が痺れる」と大騒ぎしますが、
病院では何もないと言われて治療してくれま
せん。家族はどう対応したらいいのでしょう
か。
Q 13.自分で薬を管理しているのですが、飲み忘れ
たり、飲み過ぎたり、同じような薬をいろい
ろな病院や薬局でもらって来てしまいます。
心配になり、家族でみようとすると、興奮し
て怒り出し、渡してくれません。
Q 14.認知症の薬で症状が悪化することはあります
か。
Q 15.認知症に効くサプリメントはあるのでしょう
か。
Q 16.「軽度認知障害」と言われました。認知症とは
違いますか。
Q 17.アルツハイマー病と言われました。本人に知
らせるべきでしょうか。
Q 18.認知症を診てもらえるという「認知症疾患医療
センター」とは、どういうところですか。
Q 19.明るく活動的な人でしたが、近頃無気力になり
趣味の習い事も理由をつけて休み、テレビや
新聞も見なくなりました。
Q 20.「もう死にたい」とよく口にしますが、大丈夫
でしょうか。
Q 21.「誰かに聞かれるといけないから」と、ひそひそ
話をするようになりました。認知症でしょう
か。
Q 22.最近、多弁になり、いろんな人に作り話をして
います。寂しいのでしょうか。
Q 23.お金や通帳を冷蔵庫や畳の隙間など変なところ
に隠すようになりました。
Q 24.気前よく人にお金をあげたり高額な物を契約し
てしまいます。どうすればいいでしょうか。
Q 25.外では「穏やかで楽しいお年寄り」と言われてい
ますが、家では性格が変わって気難しくて暴
力的です。どちらが本当なのでしょうか。家
族の対応に問題があるのでしょうか。
Q 26.「財布や預金通帳がない」と言って大騒ぎした
り、「嫁がセーターを盗った」と交番に届けた
り、近所の人に言いふらすので困っています。
Q 27.「毒が入っている」と言ってせっかく用意した食
事に手をつけません。
Q 28.「外に男がいる、浮気している」と言って責めま
すが、私には身に覚えがありません。“色ボ
ケ”でしょうか。どうすればいいのでしょうか。
Q 29.昔のことは覚えているのに、数分前のことを忘
れてしまうのはなぜでしょうか。
Q 30.認知症といわれていますが、まだ運転をしてい
ます。運転は止めさせるべきでしょうか。
Q 31.夫はまだ54歳なのに認知症になっています。仕
事は続けさせたいのですが。
Q 32.母は通信販売などで不要な買い物をしています。
止められるよい方法はありますか。
Q 33.お風呂を勧めると「昨日入ったからいい」と言っ
て入りません。もう1ヵ月以上になります。
Q 34.調理に時間がかかり、献立はいつも味噌汁とア
ジの干物です。味つけも変ですが、本人は平
気で食べています。
Q 35.同じ物を着て着替えようとしません。どう勧め
たらよいでしょうか。
Q 36.危ないので台所の火は使わせないようにしまし
たが。
Q 37.パンや納豆など同じ物を買ってきてしまうので
家に物が余ってしまいます。
Q 38.大した用事もないのに昼夜かまわず電話をしま
す。
Q 39.冷蔵庫や食器棚に腐った物が置いてあります。
Q 40.郵便物が紛失したり、かかってきた電話の用
件が伝わらなくて困ります。
Q 41.認知症で食べてはいけないものがありますか。
Q 42.認知症の人でもお酒は飲んでもいいのですか。
Q 43.糖尿病なのに食事制限が守れません。どうやっ
たらいいでしょうか。
Q 44.約束したことでも「そんなこと知らない」と怒り
ます。どう説明したらいいですか。
Q 45.家事が難しくなっているので、ヘルパーさんを
頼みましたが、「帰って」と言い、中へ入れま
せん。
Q 46.間違ったことをしているのを見るとつい声を荒
げて叱ってしまいます。私は優しくないので
しょうか。
Q 47.一人暮らしの親とは離れているので、年に何度
かしか帰れません。電話での声は元気です。
呆けてほしくないと思っているのですが、ど
のようにして見守りをしたらよいですか。
Q 48.毎日、日記を書かせてその日の出来事を思い出
させるようにするのは効果がありますか。
Q 49.孫が遊びに来る日に「今日は孫が来るのか」と5
分おきに聞いたり、デイサービスの日に朝か
ら何度もそれを確認するので疲れてしまいま
す。忘れが進んだのか心配です。どのように
対応したらいいのでしょうか。
Q 50.耳が遠くなったので補聴器を買ったのですが、
本人は「うるさい、いらない」と言って使い
ません。当人は「困らない」と言いますが、
家族は話が通じないので困っています。
Q 51.認知症の介護認定はどうしたらよいのでしょ
うか。
Q 52.1日のうちでも落ち着いているときと、調子の
悪いときがあります。認定調査はどのような
時間に設定すればよいですか。
Q 53.認定調査のとき、本人は、実際よりよくみせ
ようとして「なんでもできる」と言ったり、
頑張って普段できないようなことをやって
みせたりします。普段の様子が正しく伝わる
かどうか心配です。
Q 54.ケアマネジャー(介護支援専門員)の方には、
日常で困っていることをなんでも相談して
よいのですか。
認知症の進む頃
Q 55.認知症の母がいます。アリセプトRという薬を
飲んでいても症状が進んでいるようです。別
な薬に替えてもらえるでしょうか。
Q 56.認知症が進んで夜寝ません。睡眠薬は使って
も大丈夫ですか。
Q 57.認知症の人に急に病気が併発したらどうすれ
ばよいでしょうか。
Q 58.昼夜逆転、徘徊、暴言などがあり、医師から
アリセプトRが処方されました。飲んでも症
状が落ち着きません。どのくらい飲めば落ち
着きますか。
Q 59.「自分はどこも悪くないから」と薬を飲もうと
しません。
Q 60.肺炎や骨折などの急病のときに病院で診ても
らえるか心配です。
Q 61.認知症が進むと暴れたり、妄想をもつように
なるといわれているので、これから先が心配
です。
Q 62.怒りっぽく精神症状がひどいので安定剤をも
らっています。却って症状が進行するのが
心配です。
Q 63.認知症の薬の量がだんだん増えていきます。
一度増やしたらもとに戻せないのですか。
Q 64.認知症が進み在宅介護が難しくなりました。
入院または入所できる施設サービスにはどの
ようなものがありますか。
Q 65.「認知症サポート医制度」があると聞きました
がどんな制度ですか。
Q 66.「お父さん遅いわね」と、もう亡くなった夫が
いるようなことを言います。
Q 67.夕方になると「お世話になりました。家に帰
ります」と他人行儀に挨拶して、家を出てい
こうとします。「ここが自分の家だ」と説明
しても5分もしないうちに同じことを言って
きます。どうしてでしょうか。
Q 68.「家に帰る」とは生まれた家のことで、子ども
時代に返ったのだから、その頃の思い出を
話してもらうと落ち着くといわれますが、
本人は「そんなこと忘れた」と話に乗ってき
ません。そういうときにはどうすればいい
のですか。
Q 69.毎日同じことを言っても通用するのでしょう
か。嘘をついてもいいのでしょうか。
Q 70.昼夜が逆転して、夜は眠らずに起きていて、
昼間は眠っています。昼間は起こしている
方がいいのでしょうか。
Q 71.会話をしていてニコニコしていると思って
いると「何笑っているんだ」と突然怒り出し、
びっくりすることがたびたびあります。
何か原因があるのでしょうか。
Q 72.家でお風呂に入れようとすると抵抗して大騒
ぎになります。
Q 73.トイレを汚して困っています。自分で始末さ
せた方がいいですか。
Q 74.猫を飼っているのですが、世話ができずに部
屋の中が猫の糞尿で大変不潔な状態です。猫
を里子に出そうと相談しても納得してくれま
せん。放っておいた方がいいのでしょうか。
Q 75.数分おきにトイレに連れて行けと言います。
連れて行っても排泄はないのです。
Q 76.石鹸やトイレットペーパーを口に入れてしま
うので危ないのですが。
Q 77.隙をみては玄関から出て行こうとします。鍵
をかけてはいけませんか。
Q 78.留守の間、大きい字で張り紙をしておいたの
ですが、用事が通じません。
Q 79.認知症の人がたくさん食べているのに太らな
いのはなぜですか。
Q 80.食事をした後でもすぐに「ご飯まだ食べてない
から」と要求します。
Q 81.引っ越しや入院は認知症が進んでしまうので
しない方がいいと聞きますが。
Q 82.汚れた下着をしまい込んで、カビが生えてし
まいます。
Q 83.おむつ外しで不潔になるのでつなぎ服を使い
ました。人からはつなぎ服はいけないと言わ
れました。
Q 84.毎日1人で散歩していますが、道に迷わないか
と心配です。行き倒れになったらとか、ほか
の人たちに迷惑をかけるのではないかと気が
かりですが、対策があるのでしょうか。
Q 85.行方不明になったらまず、どうしたらいいで
しょう。
Q 86.プライドが高くて、デイケアのようなお年寄
りの集まりには行こうとしません。
Q 87.デイサービスに母と見学に行きましたが、「あ
んなところに行きたくない」と行きたがりま
せん。どうしたらよいでしょう。
Q 88.認知症のお年寄りにはグループホームがいい
と聞きましたが。
Q 89.グループホームとはどのような施設なのでし
ょうか。利用するにはどのようにすればいい
ですか。
Q 90.家族が入所施設を選ぶときに何か注意するこ
とはありますか。
Q 91.ショートステイを利用すると認知症が進むの
でしょうか。
Q 92.親戚の不幸を知らせても大丈夫でしょうか。
Q 93.娘の私をお手伝いさんと思っているようです。
何度言ってもすぐ忘れて悲しくなります。
Q 94.「どうしたらいいの」といつも私(主たる介護者)
の後をついて歩くのでやり切れません。
Q 95.たまには旅行したいのではと思い、温泉に誘
ったところ喜んで「行きたい」と言います。
家族と一緒に旅行に連れて行きたいのですが
、かまわないですか。
Q 96.たまに来る娘や親戚の人には上機嫌でそつなく
応対するので、日常の大変さがわかってもら
えず「世話の仕方が悪い」と言われます。
Q 97.病気だからと思っても聞き流せないことや排泄
の失敗などが重なると、ついきつく叱ってし
まい自己嫌悪に陥ります。
Q 98.隣の家からお年寄りの大声で泣くのが聞こえま
す。虐待でしょうか。どこに通報したらよい
ですか。
Q 99.認知症の姑を看ています。若い頃いろいろつら
い思いをさせられたこともあって複雑な気持
ちです。介護経験のある友人は「介護者の会」
の入会を勧めますが、「知らない人には話した
くない、知っている人には聞かれたくない」と
いう気持ちがあり揺れています。
Q 100.在宅で看るのが限界ですが、施設に預けると
なると後ろめたさや寂しさを感じて決心がつ
きません。
Q 101.訪問介護では何人ものヘルパーが入れ代わり
立ち代わり入ると聞きますが、混乱しないで
しょうか。
Q 102.母は認知症ですが、母の性格に合うような静
かでこじんまりとした施設に入ってもらいた
いと思います。家族が選ぶことはできますか。
Q 103.施設の入居者とよく喧嘩をして迷惑をかけて
いるようです。あまりひどいときには退所さ
せられるのでしょうか。その後は別の施設を
紹介してもらえますか。
Q 104.ショートステイを利用したら疥癬に感染して
しまいました。「治るまでデイサービスは休
んでほしい」と言われて困っています。
認知症が重くなった時期
Q 105.認知症が重くなったときの薬はありますか。
Q 106.薬を飲ませるのが難しくなっています。
Q 107.薬を飲ませるようになってから、口をもぐも
ぐさせる、よだれが出る、舌が出る、午前中
ボーッとしている、足がもつれるなどが目立
つようになりました。とても気になるのです
が。
Q 108.常に足がピクピクひとりでに動きます。
Q 109.たびたび痙攣が起きるようになりましたが、
救急車を呼ぶべきでしょうか。
Q 110.テレビに映っている人にお辞儀したり、アナ
ウンサーの話に受け答えするようになりまし
た。
Q 111.毎朝、洗面所の鏡の前に行って、鏡に映る自
分の姿に話しかけたり、挨拶するのはなぜで
しょうか。
Q 112.暴力行為がひどいので、どこでもショートス
テイを断られてしまいます。
Q 113.デイサービスを利用して認知症の夫を預けて
います。施設の連絡帳にたびたび「職員に手
を上げます」「廊下に放尿がありました」とい
った様子が書かれて帰って来ます。施設の方
々に申し訳ないので預けるのを止めようと思
っていますが。
Q 114.昼も夜も大声を出して何度も人を呼ぶので介
護する方が疲れます。
Q 115.夜中に急に起き出して「空襲だ、火事だ」とか
「どろぼーがいる」と大声を出して興奮し、落
ち着きなく動き回ります。
Q 116.大便を手でこねたり、衣類や壁などに塗りた
くるので困っています。対策はあるのでしょ
うか。
Q 117.食べ物をよくむせるようになりました。
Q 118.食べた物を口に入れたまま、いつまでたって
も飲み込もうとしないので困っています。
Q 119.口から食べ物を摂れなくなりました。これか
らどうしたらよいでしょう。
Q 120.最近、冷蔵庫にある肉や大根やネギなどの野
菜を、なまのまま食べてしまいます。またバ
ターを1ケース食べたり、お歳暮で届いたミカ
ンを1箱食べてしまいました。身体に害はない
のでしょうか。
Q 121.穏やかな表情で眠っている時間が長くなりま
した。そっと寝かせておく方がいいのでしょ
うか。
Q 122.言葉も出なくなり、無表情で絶えず大声で叫
ぶなど、ほとんどコミュニケーションがとれ
ません。意思疎通を図る手立てはないもので
しょうか。
Q 123.もし、介護する人が急にいなくなってしまっ
たらどうすればいいですか。
Q 124.「成年後見制度」とはなんでしょうか。
Q 125.後見、保佐、補助の意味を教えてください。
Q 126.アルツハイマー病の「終末医療」はどのように
行われるのでしょうか。
知っておきたいまめ知識
最初に読む! 基本初期輸液
Ⅰ 輸液はどこに入っていくのか?
Ⅱ それでは、血管内(血液or血漿)と間質(組織間)を分けて
いるのは?
Ⅲ それでは、細胞内と細胞外を分ける細胞膜の役割は?
Ⅳ このような定常状態を保つために、毎日われわれ
人間はどこで水や電解質を失い、それらをどこから
補充(または再利用)しているのだろうか?
Ⅰ そうなると脱水、体液喪失、それぞれにどのような
輸液が最適なのであろうか?
Ⅱ 輸液は脱水補正用の5%ブドウ糖液と、体液喪失
補正用の細胞外液補充液の2種類だけで足りる?
Ⅲ 初期輸液とは別に、水、電解質、エネルギーの1日
必要量(維持量)は実際はどれぐらいになるのか?
Ⅳ これ以外にもたくさん輸液の種類が輸液・栄養製品
組成早見表に記載されているが、これらは何?
Ⅰ 何を根拠に輸液戦略を立てるか
1.水電解質の補給→細胞外液でまず間違いなし
2.栄養の補給→ブドウ糖だが、まず必要ない
3.血管の確保→細胞外液でまず間違いなし
4.病態の治療
Ⅱ 主訴、現病歴と身体所見から考える輸液戦略
Ⅲ バイタルサインの回復を目的とする、いわゆる蘇生
輸液
Ⅰ 何を指標に、何を見極めて輸液計画を立てるのか
(初療患者を通して原則的に)
1.救急外来における輸液療法の目的
2.輸液療法の種類
3.体液量の評価
4.救急外来での適切な初期輸液
Ⅱ 水分バランス、電解質、浸透圧、酸塩基平衡異常と
その補正
1.酸塩基平衡の異常
2.ナトリウム代謝異常
3.カリウム代謝異常
初療直後に読む! 救急疾患別輸液法
Ⅰ 診断の見極め
1.高張性脱水
2.等張性脱水
3.低張性脱水
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.低Na血症を認めた場合
2.血管内容量が低下している場合
3.血管内容量が正常から軽度に増加している場合
4.水分喪失量増加をきたす疾患(Na正常~高Na血症)
Ⅲ 輸液を含めた治療計画 いつ、何に変更するか?
Ⅳ 「かくれ脱水」、「冬脱水」とは?
1.かくれ脱水
2.冬脱水
Ⅴ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 診断の見極め
1.ショックについて
2.心原性ショックの定義・病態
3.心原性ショックの診断
4.急性心不全の病態把握
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.バイタルサインの確認
2.病歴聴取と一般身体診察
3.検査
4.鑑別診断
Ⅲ 輸液を含めた治療計画
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 診断の見極め
1.急性腎障害の定義、疫学、重症度分類
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.急性腎障害の分類と鑑別方法
Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか
1.急性腎障害における緊急透析の適応
2.急性腎障害に対する疾患特異的な治療
3.急性腎障害に対する支持療法
4.急性腎障害に対する腎代替療法(血液透析)
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 嘔吐を起こす疾患の診断手順と治療
1.初療時のポイント
2.問診のポイント
3.嘔吐患者の輸液治療
Ⅱ 下痢を起こす疾患の診断手順と治療
1.下痢のメカニズム
2.下痢の輸液治療
Ⅲ 急性腹症を起こす疾患の診断手順と治療
1.初療時の対応
2.急性腹症の診断
3.急性腹症の輸液治療
4.急性腹症手術と術後管理
Ⅰ 診断の見極め、定義・病態
1.定義(敗血症、重症敗血症、敗血症性ショック)
2.病態
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.具体的な疾患
2.鑑別診断
Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか
1.実際の初療室での動きについて
2.生理学的アプローチ、EGDTについて
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
Ⅰ 病態と診断の見極め
1.病態
2.診断
3.各論
Ⅱ 具体的な疾患と鑑別診断
1.外傷
2.消化管出血
Ⅲ 輸液を含めた治療計画:いつ、何に変更するか
1.初期対応、 全身管理
2.成分輸血
3.輸液・輸血療法の注意点
Ⅳ 輸液療法からみたその後(術前・術後)のフォロー
アップ
1.腹部コンパートメント症候群(ACS)
2.カテコラミンの使用
Ⅰ 診断の見極め
1.診断
2.機序と誘因
3.リスク因子
4.アナフィラキシーショック
Ⅱ 鑑別疾患
Ⅲ 輸液を含めた治療計画
1.初期治療
2.急性期にはどの輸液製剤を、どれだけ投与したら
いいのか
3.輸液投与量の指標について
4.輸液療法の限界と、その他の治療方法について
Ⅳ 輸液療法からみたその後のフォローアップ
1.二相性反応について
2.自己注射型エピネフリン(エピペン)について
3.運動誘発性アナフィラキシー
Ⅰ 診断の見極め
Ⅱ 具体的な疾患の超急性期管理
1.くも膜下出血(SAH)
2.脳出血
3.脳梗塞
Ⅲ 具体的な疾患の急性期管理
1.くも膜下出血(SAH)
2.脳出血
3.脳梗塞
Ⅳ 輸液療法からみたその後(亜急性期管理)
Ⅰ 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と高浸透圧性
高血糖症候群(HHS)の病態生理
1.DKAの病態生理
2.HHSの病態生理
Ⅱ DKAとHHSの診断
1.DKAの診断
2.HHSの診断
Ⅲ DKAとHHSの治療
1.初期輸液
2.その後の輸液
3.インスリン投与
4.電解質補正
5.原因検索と支持療法
Ⅳ 低血糖
1.交感神経症状
2.中枢神経症状
3.大脳機能低下
Ⅴ 乳酸アシドーシス(LA)
Ⅵ アルコール性ケトアシドーシス(AKA)
Ⅰ 急性中毒
Ⅱ 環境障害
1.熱中症
2.低体温症
Ⅲ 特殊な外傷、外因性障害
1.脊髄損傷
2.熱傷
3.溺水
Ⅳ 終末期
Ⅰ 高齢者
1.生理学的特徴
2.高齢者の輸液療法の実際
3.まとめ
Ⅱ 小児
1.成人との違い
2.生理学的特徴
3.維持輸液
Ⅲ 小児のショック
1.ショックの輸液療法の実際
2.まとめ
Ⅳ 小児の脱水
1.基本
2.輸液の組成・速度
3.まとめ
一段落したら読む! 輸液エキスパートへの道!
Ⅰ なぜ、輸液に際して腎機能評価が重要なのか
1.尿浸透圧
2.輸液による溶質負荷
3.「CKD患者は高K血症にも低K血症にもなりやすい」
4.「CKD患者は高Na血症にも低Na血症にもなりやすい」
5.「CKD患者はアシドーシスにもアルカローシスにも
なりやすい」
6.「CKD患者は高血糖にも低血糖にもなりやすい」
7.「CKD患者の血清Ca/P/Mg値は高値にも低値にも
なりやすい」
Ⅱ 腎機能低下時の体液量評価のピットフォール
Ⅲ 輸液に際しての腎機能評価のピットフォール
・冷やしラクテックあります
・維持輸液=3号液?
・FENaとは
・動脈血液ガスと静脈血液ガス
・浸透圧脱髄性症候群(ODS)
・高Na血症とhypovolemic shockの合併を認める場合
・橋中心髄鞘崩壊症(CPM)
・Swan-Ganzカテーテルについて
・TPTDを用いた循環動態の評価
・カテコラミンの選択
・入院後の輸液管理
・急性腎障害の発症場所と頻度
・血清Cr値はGFRが極端に低下しても……
・緊急透析を行う可能性がある症例に対しては……
・急性腹症術後の輸液のポイント
・いつ中心静脈カテーテル(CVC)を留置し、いつ血管収縮薬を
開始する?
・ショック指数を用いるときの注意点
・Permissive hypotension, restrictive fluid resuscitation
という考え方
・大動脈遮断バルーン(IABO)
・アドレナリンの投与について
・原因不明の遷延する意識障害
・迷ったときの抗血栓薬の選択
・HHSの治療の主体は……
・フルマゼニルはベンゾジアゼピンの拮抗薬であるが……
・高体温に対していち早く冷却輸液を投与するが……
・加温輸液が足らない場合は……
・頸髄損傷患者は体温調節機能も低下しているので……
・初期の重症度評価において、サウナ内、岩盤浴での
熱傷は……
・淡水による溺水で、低Naに陥るような……
・治療撤退と現状維持を識別することそのものが……
・小児の静脈路確保
・経口補液療法
Ⅰ.総 論
Ⅰ.国際女性心身医学会
Ⅱ.日本女性心身医学会
Ⅲ.現況と将来
Ⅰ.医療面接とは
Ⅱ.面接時の基本的姿勢
Ⅲ.面接の場面設定
Ⅳ.面接の導入
Ⅴ.現病歴の聴取
Ⅵ.生育歴の聴取
Ⅶ.病態仮説の作成
Ⅷ.精神疾患の除外
コラム1 境界性パーソナリティ障害と発達障害
Ⅰ.心理検査の目的
Ⅱ.心理検査の種類
Ⅲ.心理検査実施における留意点
Ⅳ.心身医学の現場で役立つ心理検査
Ⅰ.精神療法
Ⅱ.交流分析
Ⅲ.自律訓練法
Ⅳ.行動療法
1.認知療法、森田療法
Ⅰ.認知療法
Ⅱ.森田療法
Ⅲ.認知行動療法と森田療法の違いについて
2.漢方治療、代替医療
Ⅰ.漢方治療
Ⅱ.代替医療
Ⅱ.各 論
Ⅰ.日本の女性のライフコースの構成要素
Ⅱ.日本の女性のライフコース上のストレス
Ⅰ.疫学
Ⅱ.発症要因
Ⅲ.臨床像
Ⅳ.診断
Ⅴ.治療
Ⅵ.症例とその対応
Ⅶ.予後
コラム2 無月経への対応
コラム3 女性アスリートのメンタル課題
Ⅰ.性行動の実態
Ⅱ.人工妊娠中絶と避妊
Ⅲ.10代の妊娠・出産
Ⅳ.10代の性感染症
Ⅴ.性被害
1.気分障害、不安障害
Ⅰ.気分障害
Ⅱ.不安障害
2.睡眠障害
Ⅰ.不眠症(不眠障害)
Ⅱ.睡眠時無呼吸症候群
Ⅲ.周期性四肢運動障害とレストレスレッグス症候群
Ⅳ.ナルコレプシー
Ⅰ.身体症状症および関連症群の概要
Ⅱ.身体症状症および関連症群の治療
Ⅲ.薬物療法
コラム4 月経関連片頭痛
Ⅰ.定義と頻度
Ⅱ.リスク因子と心理社会的要因の関与
Ⅲ.治療における心身医学的アプローチの可能性
Ⅳ.子宮内膜症に伴う心身医学的問題
Ⅴ.子宮筋腫に伴う心身医学的問題
Ⅰ.定義と診断基準
Ⅱ.症状の種類と出現様式
Ⅲ.疫学的知見
Ⅳ.病因
Ⅴ.診断
Ⅵ.治療
Ⅰ.PMSの診断と歴史
Ⅱ.PMDDの歴史
Ⅲ.PMDDの症状と診断
Ⅳ.PMDDの疫学
Ⅴ.PMDDの発症機序
Ⅵ.PMDDとうつ病の異同
Ⅶ.PMDDの危険要因・関連要因
Ⅷ.PMDDの治療
Ⅰ.慢性痛とは
Ⅱ.骨盤痛患者における心身症
Ⅲ.慢性痛の発現機序
Ⅳ.診断
Ⅴ.治療
Ⅵ.慢性骨盤痛と外陰痛の治療例
Ⅶ.疼痛の性差
Ⅷ.心身症としての慢性痛の診療における留意点
Ⅰ.セクシュアリティと女性心身医学
Ⅱ.性反応と性機能障害
Ⅲ.性機能障害の診断と治療
Ⅰ.不妊治療患者の特徴
Ⅱ.不妊治療患者の求めているもの
Ⅲ.今後の生殖医療とメンタルケア
Ⅰ.妊娠中の遺伝カウンセリングとは
Ⅱ.これからの遺伝子検査が出生前診断にもたらす課題
Ⅲ.子どもとして受け入れること=自分を受け入れること
Ⅰ.妊娠前の留意事項
Ⅱ.うつ病
Ⅲ.統合失調症
Ⅳ.パニック障害
Ⅴ.双極性障害
Ⅵ.産科異常(流産、死産)に対する心理反応
コラム5 妊娠中の向精神薬の使い方
1.産後のメンタルケア、育児ストレス
Ⅰ.産後の母親の心理状態
Ⅱ.産後の母親のストレス状態の評価
Ⅲ.産後の母親の精神心理的生活の評価
Ⅳ.産後のストレスを軽減する支援
Ⅴ.産後の母親へのメンタルケアの基本
Ⅵ.行政で行われている具体的な育児への支援
Ⅶ.母子に対する支援者の方向
2.周産期のうつ病、その他の精神疾患
Ⅰ.周産期の精神疾患
Ⅱ.新生児喪失に関連した精神病理
Ⅲ.産褥期の精神疾患
コラム6 乳幼児虐待と世代間連鎖
Ⅰ.更年期障害の病態
Ⅱ.更年期の精神症状
Ⅰ.老年期・寿命・身体疾患
Ⅱ.老年期・精神疾患・女性
コラム7 百寿女性の心身の健康
Ⅰ.婦人科腫瘍のメンタルケア
Ⅱ.婦人科悪性腫瘍の緩和ケア
Ⅰ.女性の労働状況
Ⅱ.有職女性の心理社会的問題
Ⅲ.有職女性の健康支援の在り方
1.DV被害の実態と精神科的治療
Ⅰ.DVの形態
Ⅱ.DVの実態
Ⅲ.精神健康被害
Ⅳ.DV被害者への対応
2.性暴力被害
Ⅰ.性暴力の形態
Ⅱ.性暴力被害の実態
Ⅲ.精神健康被害
Ⅳ.性暴力被害者への対応
Ⅰ.女性における心的外傷的出来事の体験とPTSD
Ⅱ.女性における死別体験と複雑性悲嘆
Ⅰ.依存症の概要
Ⅱ.依存症と発達障害・気分障害
Ⅲ.買い物依存
Ⅳ.タバコおよびアルコール依存
1 パーソンセンタード ケアとは
2 長寿社会と認知症―社会的な取り組み
3 認知症の人の地域ケア
―本人のよりよい暮らしを地域で支えていくために
4 生活障害の理解と支援
1.アルツハイマー型認知症
2.前頭側頭型認知症
3.レビー小体型認知症
4.血管性認知症
1.易疲労性(疲れやすさ)
2.失見当識
3.記憶障害
4.失語
5.失行
6.失認
7.注意障害
8.実行機能障害
9.生活の質
1.妄想(物盗られ妄想、見捨てられ妄想など)をもつ人
2.不安をもつ人
3.抑うつ気分をもつ人
4.混乱や戸惑いが目立つ人
5.衝動性が目立つ人
6.睡眠・覚醒リズム障害がある人
7.幻覚(幻視・幻聴)をもつ人
5 自立支援とリスクマネジメント
1.認知症の人の転倒の特徴
2.認知症の人の転倒の原因とアセスメント
3.認知症の人の転倒に関するリスクマネジメント
1.食事の自立支援
―認知症の人の食べる力を引き出す環境づくり
2.食事に伴うリスクマネジメント
1.排泄のメカニズム
2.排泄ケアの実際
1.認知症の人にとっての入浴とは
2.認知症の人が、快適に、
安心して入浴できるための環境づくり
3.できるはずのことを奪わないための自立支援
―入浴動作のアセスメント
4.組織としてのリスクマネジメント
5.その他
1.認知症の人とそうでない人のトラブル
2.認知症の人同士のトラブル
6 認知症の人のためのケアマネジメント
7 虐待について
8 成年後見制度について
9 若年性認知症とケアの課題
10 災害時のケアと課題
11 認知症の終末期ケア
12 家族のケア
13 認知症医療とケアの今後の課題
Q&A
【1】 物語の始まり
【2】 認知症の医学的知識
【3】 認知症の原因疾患
【4】 認知症の心理学的特徴
【5】 認知症ケアの理念
【6】 認知症ケアの実際 パーソンセンタード ケア
【7】 認知症ケアの作法
【8】 グリーフ ケア
【9】 地域におけるサポート体制と連携
【10】 災害時における認知症ケア
まえがき
・認知症は身近な病気です
・家族が認知症かと疑い始めるのはどんな時か
・家族に押し寄せる不安
・認知症とはどんな病気か
・健康な人のもの忘れとの違いは
・家族が認知症かどうかを見極める3つのポイント
・本人には嘘をつかないで病院へ連れて行きましょう
・医師による正しい診断
・長谷川式認知症スケールとは
・認知症の重症度評価とは
・告知について
・アルツハイマー型認知症
・血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症
・軽度認知障害
・その他
・若年性認知症について
・認知症と間違いやすい状態
・認知症の人に起こるさまざまな症状とその対応
・認知症の人の思い
・「パーソンセンタード ケア」を目指しましょう
●コラム「ケアする心」
・自分の視点で介護をしないこと
・認知症の人との接し方
・健康管理に目を配りましょう
・介護する側とされる側との関係性による負担の違い
・虐待について
・介護ストレスを招かないための工夫
●コラム「笑ってください」
・介護サービスを利用する方法
・居宅サービスと施設サービス
・施設に入居することになったなら
・終末期を迎えたら
・認知症の予防について
・認知症の予防対策
・認知症予防のまとめ ― 認知的予備力を貯える
・「認知症の人と家族の会」について
・「認知症でもだいじょうぶ」町づくりキャンペーン
・成年後見制度について
・老いについて思うこと
はじめに
第1章 ケアについての私の考え方
第2章 私とパーソンセンタードケア
第3章 認知症の人が医師に求めること
― 認知症と医療
第4章 認知症施策と私の考え
第5章 私が認知症に出会うまで
chronicle ─あとがきに代えて
Ⅰ.総 論
1.アルツハイマー型認知症
2.アルツハイマー型認知症での「NAT」
3.血管性認知症
Ⅱ.各 論
1.アロマテラピーとはなんでしょう?
2.アロマテラピーの実際の手技
3.アロマテラピー(芳香療法)を受けた方のNAT 解析例
1.音楽療法とはなんでしょう?
2.音楽療法の実際と手技
3.音楽療法を受けられた方のNAT 解析例
1.高齢者に対する化粧療法とはなんでしょう?
2.高齢者化粧療法ハンドマッサージ施術の行程と留意点
3.ハンドマッサージを受けた軽度認知症の方の DIMEN-
SION・NAT 解析例
1.現代レイキとはなんでしょう?
2.レイキヒーリングの実際の手技
1.心身機能活性運動療法とはなんでしょう?
2.心身機能活性運動療法の実際の手技
3.心身機能活性運動療法を受けた方のNAT 解析例
1.認知症の方に寄り添うタクティールケアとはなんでしょう?
2.タクティールケアの実際の手技
3.タクティールケアを受けた方のNAT 解析例
1.NOSS とはなんでしょう?
2.NOSS の実際の手技
3.NOSS を受けた方のNAT 解析例
1.鍼治療とはなんでしょう?
2.鍼治療の実際の手技
3.鍼治療を受けた方のNAT 解析例
1.マッサージ療法とはなんでしょう?
2.マッサージ療法の実際の手技
3.マッサージ療法を受けた方のNAT 解析例
1.ヨーガ療法とはなんでしょう?
2.ヨーガ療法の実際の手順
3.ヨーガ療法指導を受けた方のNAT 解析例
1.リフレクソロジーとはなんでしょう?
2.認知症患者へのリフレクソロジーの実際の手技
3.リフレクソロジーを受けた方のNAT 解析例
1.臨床美術とはなんでしょう?
2.臨床美術セッション 実際の手技
3.臨床美術を受けた方のNAT 解析例
Ⅲ.脳波測定と解析
1.NAT ネット解析の操作法
2.まとめかた
Ⅳ.これからの課題
第1部 基本原理
・死亡率と罹患率の変化
・専門細分化の進行
・一般医の時代
・専門細分化の時代
・行動科学の新たな発達
・変化する病院の役割
・マネージドケアと統合の時代
・General PracticeかFamily Medicineか
・臨床および学問の専門分野としての家庭医療学
・原理が意味するもの
・【葛】藤する役割
・ケアの継続性
・医師の仕事
・患者についての知識の蓄積
・ジェネラリストの役割
・人間的な規模
・家庭医療学は世界共通か
・病者役割と受療行動
・重篤な症状の過小報告と軽微な症状での受診
・セルフケアとその他の代替医療ケア
・プライマリ・ケアの分類
・ケース4.1 ケアのエピソード
・症 状
・診 断
・家庭医療における変動の要因
・科学におけるパラダイム変化
・医学におけるパラダイム変化
・古いパラダイムが遭遇する変則
・心身相関の治療的意味
・心身の変則としてのプラセボ効果
・生理学的経路
・免疫系の新しい知識
・新しいパラダイム
・家庭医療学の生物学的基盤
・自己組織化システム
・医学知識の疑問
・観察者の位置
・抽象化と経験(地図と土地)
・患者の病気の経験
・苦しみ
・癒す者としての医師
・関 与
・癒しの道徳的およびスピリチュアルな側面
・道徳的次元
・苦しみの教育学
・癒す者の権威
・身体化
・コンテクスト
・コンテクストへの手がかり
・文化とコンテクスト
・文化的コンテクストの高低
・難しい人間関係
・面 接
・傾 聴
・つながりができる瞬間
・共 感
・鍵となる質問
・悪い知らせを伝える
・安心させること
・依 存
・診 察
・医療の方法の歴史
・近代的方法を改革する試み
・患者中心の医療の方法
・検 証
・患者中心の方法の学習
・患者中心の方法の評価
・家庭医療学における患者中心の方法
・症 状
・家庭医療における臨床診断:臨床問題解決の文法
・家庭医療のコンテクスト
・分 類
・手がかり
・仮 説
・探 索
・ルーチンの探索
・共通の理解基盤の探索
・ケア計画と治療
・臨床意思決定の外部因子
・誤りの同定
・一般的原理
・健康増進と疾病予防
・健康とは何か
・正常の意味
・健康生成論(Salutogenesis)
・自己評価による健康と死亡率
・健康増進の連続性
・動機づけ面接
・スクリーニングと症例探索の評価
・エビデンスの解釈と適用上の問題点
・リスクの概念
・家族歴についての親戚の知識によるリスクの認識
・絶対リスク、相対リスク、治療必要数
・診療ガイドライン
・家庭医療における予防方略
・組織的ツール
・特殊な疾患に対する予防方略
・家族の規範
・家族とは何か
・家族の構造と機能における最近の変化
・「家族を考える」とはどういうことか
・健康と疾患に対する家族の影響
・家族生活のトラウマ
・家庭医が家族に働きかける方法
・家族会議
・家族ケアの教訓
・家族の普遍的な重要性
■■■下巻■■■
第2部 臨床の問題
第3部 家庭医療学の実践
第4部 教育と研究
第2部 臨床の問題
急性咽頭痛のマネジメント戦略
小児の急性咽頭痛のマネジメント
溶連菌感染の家族的見地
急性喉頭蓋炎
伝染性単核球症
頭痛の分類
片頭痛
頭痛を持つ患者の評価
頭痛の診断
治 療
疲労を主訴とする患者の評価
うつ病
慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎
高血圧の自然歴
高血圧とアテローム形成
高血圧とうっ血性心不全
高血圧のリスクファクター
正常高値あるいは高血圧前症
一次性高血圧と二次性高血圧
血圧を測定する
高血圧の検査
高血圧の発見と追跡のために診療所を組織化する
一般的な治療
薬物療法
小児の高血圧
糖尿病の分類
診断基準
発生率と有病率
病気の原因、発病機序、自然歴
治療の効果
糖尿病の個人と家族への影響
糖尿病の子ども
1型糖尿病の成人
家庭医療での糖尿病の現れ方
評 価
治 療
家庭医と糖尿病のある運転者
第3部 家庭医療学の実践
往診をする理由
家庭での患者の評価
在宅ケアの科学技術
在宅ケアの質
家庭内病院にかかる費用
問題志向型診療録
電子診療録システム
コンサルテーション
紹 介
紹介の決定の理解
プライマリ・ケアと2次ケアの境界面
共有ケア
看 護
作業療法
理学療法(物理療法)
医療ソーシャルワーク
臨床心理
行動療法
食事療法(栄養)
薬 局
足病治療
チームの概念
公衆衛生
子ども向けのサービス
学校保健・指導サービス
産業保健サービス
精神保健サービス
高齢者のためのサービス
在宅ケアサービス
自助・互助団体
ボランティア
主なサービスを探す
何にとっての代替か
代替医療のカテゴリー
よくある代替診療
目標設定
診療対象集団を定義する
満たされていないニーズの評価
需要の評価
資源の評価
実績の評価
目標と方針の見直し
診療管理に共通する欠陥
意思決定過程
マネージドケアの影響
第4部 教育と研究
読むこと
他の教育資源
自 覚
家庭医療学の科学的発展
19世紀
Mackenzieの研究
20世紀の家庭医療学研究:原理とテーマ
臨床的発見
家庭医療における記述的研究の種類
家庭医療の科学技術についての研究
抽象化の問題
検証の問題
1.小児の眼感染症
1 感染性結膜炎
A.細菌性結膜炎
B.ウイルス性結膜炎
C.トラコーマ(クラミジア結膜炎)
D.フリクテン性結膜炎
E.化膿性結膜炎
2 角膜の感染症
A.角膜炎
B.角膜真菌症
C.再発性角膜ヘルペス
D.コンタクトレンズ角膜炎
(アカントアメーバ角膜炎)
3 強膜の感染症:上強膜炎
4 ぶどう膜炎
5 涙嚢炎
6 眼瞼の感染症
A.麦粒腫
B.眼瞼縁炎
C.眼部単純疱疹
D.眼部帯状疱疹
E.眼窩蜂窩織炎
参考 ・結膜の出血/・霰粒腫
2.小児の耳鼻咽喉感染症
1 耳の感染症
A.耳介とその周囲の感染症
B.外耳の感染症
C.中耳の感染症
D.内耳の感染症
2 鼻の感染症
A.鼻前庭炎
B.急性上顎洞炎
C.急性副鼻腔炎
D.慢性副鼻腔炎
3 口唇の感染症
A.口唇ヘルペス
B.口角炎
4 歯肉・口腔の感染症
A.歯肉アメーバ
B.歯根膿疱
C.口腔カンジダ症、鵞口瘡
D.疱疹性歯肉口内炎
E.急性化膿性耳下腺炎
F.唾液管拡張症
G.唾石症
H.口腔底蜂窩織炎
5 咽頭・扁桃の感染症
A.咽頭炎
B.扁桃炎
6 喉頭の感染症
A.急性喉頭蓋炎
B.急性喉頭炎
C.慢性喉頭炎
参考 ・Ramsay Hunt症候群
・扁桃異物
・陰窩性扁桃炎
・咽頭ジフテリア
3.小児の皮膚感染症
1 おむつ関連疾患
A.おむつ皮膚炎
B.乳児臀部肉芽腫
2 全身性に拡がりうる疾患
A.伝染性軟属腫(俗称:水いぼ)
B.伝染性膿痂疹(俗称:とびひ)
C.膿痂疹様湿疹
D.蜂窩織炎
E.ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
3 局所性にみられる疾患
A.尋常性舫瘡(俗称:にきび)
B.壊死性舫瘡(痘瘡状舫瘡)
C.癤
D.癤腫症
E.癰
F.ボックハルト膿痂疹(表在性毛嚢炎)
G.尋常性毛瘡
H.粉瘤(アテローム)
4 汗関連疾患
A.汗疹
B.汗孔周囲炎
C.化膿性汗孔炎
D.化膿性アポクリン汗腺炎
5 真菌症
A.頭部白癬
B.体部白癬
C.頑癬・陰股部白癬
D.足白癬(俗称:みずむし)
E.手白癬
F.爪白癬
G.白癬疹
H.マラセチア感染症
I.カンジダ症
J.スポロトリコーシス
6 動物や虫などによる咬刺傷
A.哺乳類の咬刺傷
B.虫の咬刺傷
参考 ・成人の伝染性軟属腫
・ニキビダニ症
・毛嚢虫性痤瘡
4.小児の泌尿器感染症
1 尿路感染症
A.単純性尿路感染症
B.複雑性尿路感染症
2 外陰部の感染症
A.陰嚢白癬
B.陰嚢カンジダ症
C.外陰腟カンジダ症
D.亀頭包皮炎
E.精巣上体炎(副睾丸炎)
F.非特異性外陰腟炎
参考 ・精巣捻転症/・陰唇癒合
5.寄生虫
1 寄生虫感染症
A.線虫類
B.条虫類
C.吸虫類
2 微生物感染症
A.トキソプラズマ
B.クリプトスポリジウム
C.マラリア原虫
D.ランブル鞭毛虫
E.トリコモナス原虫
F.アメーバ属
3 その他の感染症
A.細菌性赤痢
B.皮膚結核症
参考 ・顔面播種状粟粒性狼瘡
Ⅰ.基礎編
1.病原体の主な感染経路
1)空気(飛沫核)感染
2)飛沫感染
3)接触感染
4)血液が媒介
5)湿潤環境に関連
6)昆虫媒介感染
2.消毒・滅菌法
1)主な消毒薬の殺菌領域と使用領域
2)熱を利用した消毒法
3.体 温
1)測定部位による体温差と体温の日内変動
2)健常者の体温上昇
3)体温の年齢による変動
4)女性の体温と妊娠時の体温
4.熱 型
1)稽留熱
2)弛張熱
3)間欠熱
4)波状熱・再発熱
5)周期熱
6)分利性下熱
7)渙散性下熱
8)死の交差
9)詐熱
10)不明熱
5.リンパ節腫大
1)耳介前リンパ節
2)耳介後リンパ節
3)扁桃リンパ節
4)顎下リンパ節
5)頤下リンパ節
6)頸部リンパ節
7)肘関節上リンパ節
8)腋窩リンパ節
9)鼠径部リンパ節
10)膝窩リンパ節
6.感染症に関係する血液検査
1)白血球数
2)白血球の血液像
3)血小板数
4)CRP
5)赤沈
6)血清アミロイドA
7)血中プロカルシトニン
7.グラム染色と有効抗菌薬
8.ヒトの常在細菌叢と菌交代
参考
・N95マスク
1.細菌性肺炎
2.インフルエンザ菌感染症
A.有莢膜b型インフルエンザ菌
1)生後3ヵ月~2歳の児
2)2~6歳の児
3)全年齢を通して
3.肺炎球菌感染症
A.肺 炎
B.髄膜炎
C.中耳炎
4.ブドウ球菌感染症
A.黄色ブドウ球菌
1)ブドウ球菌そのものの侵襲による症状
2)毒素による症状
B.表皮ブドウ球菌
5.髄膜炎菌感染症
6.嫌気性菌感染症
A.無芽胞嫌気性菌による感染症
7.破傷風
8.抗菌薬
A.βラクタム系薬
1)モノバクタム系薬
2)ペニシリン系薬(ペナム系薬)
3)セフェム系薬
4)ペネム系薬
5)カルバペネム系薬
B.アミノグリコシド(アミノ配糖体)系薬
C.マクロライド系薬
D.ホスホマイシン
E.リンコマイシン系薬
F.テトラサイクリン系薬
G.クロラムフェニコール系薬
H.ペプチド系薬
1)グリコペプチド系薬
2)ポリペプチド系薬
I.ニューキノロン系薬
J.ST合剤
K.サルファ剤
9.抗結核薬
参考
・エンピリック・テラピー
・抗菌薬の移行性
Ⅱ.疾患編
1.髄膜炎
A.無菌性髄膜炎(ウイルス性髄膜炎)
B.薬剤性髄膜炎
C.細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)
1)細菌性髄膜炎一般について
2)ブドウ球菌や髄膜炎菌による髄膜炎について
D.結核性髄膜炎
E.クリプトコッカス髄膜脳炎
2.脳 炎
A.単純ヘルペス脳炎
B.非ヘルペス性急性辺縁系脳炎
C.日本脳炎
D.インフルエンザ脳炎
E.急性散在性脳脊髄炎
3.敗血症
1)新生児~乳児
2)幼児~学童
参考
・Neck-flexion test・Jolt accentuation
・Waterhouse-Friederichsen症候群
・辺縁系
・日本脳炎ワクチン
・プロカルシトニン
1.連鎖球菌感染症
A.A群β溶血性連鎖球菌感染症(化膿性連鎖球菌感染症)
1)扁桃炎
2)猩紅熱
3)皮膚感染症
4)急性糸球体腎炎
5)劇症型溶血性連鎖球菌感染症
6)リウマチ熱
7)アレルギー性紫斑病
・シェーンライン-ヘーノホ紫斑病
B.B群β溶血性連鎖球菌感染症
2.川崎病
3.突発性発疹
4.伝染性紅斑(りんご病)
5.手足口病
6.ジアノッティ・クロスティ症候群
7.ジアノッティ病
8.水痘(水疱瘡)
9.帯状疱疹
10.単純ヘルペスウイルス感染症
A.HSV-1型感染
1)口唇ヘルペス、アフタ性口内炎
2)疱疹性瘭疽、疱疹性爪周囲炎
3)疱疹性歯肉口内炎
4)カポジ-水痘様発疹症
(疱疹性湿疹、急性痘瘡様膿疱症)
5)ヘルペス性脳炎
6)ヘルペス性角膜炎
7)性器ヘルペス
11.風 疹
1)先天性風疹症候群
12.麻 疹
13.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
14.反復性耳下腺炎
15.デング熱
参考
・紫斑病性腎炎
・大人の伝染性紅斑
・手足口病の各病原体ウイルスの特徴
・手足口病と類似した症状を呈する疾患の鑑別
・水痘と妊婦
・帯状疱疹の発疹の出現部位
・ラムゼー・ハント症候群
・不全型ハント症候群
・妊婦の風疹
・成人麻疹
・異型麻疹
・予防接種
1.かぜ症候群(感冒、急性鼻咽頭炎)
2.呼吸困難・喘鳴
A.呼吸困難
1)吸気性呼吸困難
2)呼気性呼吸困難
3)呼吸面積の低下による呼吸困難
B.喘 鳴
1)吸気性喘鳴
2)呼気性喘鳴
3)特殊な喘鳴(先天性喉頭喘鳴)
C.クループ
1)急性喉頭蓋炎
2)ウイルス性クループ
3)痙性クループ
4)喉頭ジフテリア
3.急性細気管支炎
4.急性気管支炎
5.慢性気管支炎
6.喘息様気管支炎
7.ウイルス性肺炎
8.RSウイルス感染症
9.アデノウイルス感染症
A.かぜ症候群
B.咽頭結膜熱(プール熱)
C.流行性角結膜炎
D.ウイルス性下痢症
E.出血性膀胱炎
10.マイコプラズマ肺炎
11.百日咳
12.気管支喘息
13.アスピリン喘息
14.インフルエンザ
A.インフルエンザA型
1)不連続抗原変異
2)連続抗原変異
B.インフルエンザB型
C.インフルエンザC型
15.結 核
A.初感染
B.一次結核(初感染結核)
C.二次結核
16.アスペルギルス症
A.アスペルギローマ(肺菌球症)
B.組織侵襲型アスペルギルス症
C.アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
17.クラミジア感染症
A.クラミジア・トラコマチス感染症
1)新生児封入体結膜炎
2)クラミジア・トラコマチス肺炎
B.クラミジア・ニューモニエ感染症
C.クラミジア・シッタシ感染症(オウム病)
18.クリプトコッカス症
1)肺クリプトコッカス症
2)中枢神経クリプトコッカス症
3)全身性クリプトコッカス症
19.レジオネラ症
A.レジオネラ肺炎(在郷軍人病)
B.ポンティアック熱
参考
・咳と痰による生体防御作用
・咳による体力消耗
・新生児~生後数ヵ月の幼若乳児の感染
・喘息増悪(喘息悪化)
・結核感染の危険性が高い状況
・結核菌について
・初期悪化
1.心筋炎
2.心膜炎
3.感染性心内膜炎
4.肋軟骨炎
1.乳児下痢症
2.ウイルス性下痢症
A.ノロウイルス感染症
B.ロタウイルス感染症
3.食中毒
4.細菌性腸炎
A.病原性大腸菌感染症
B.サルモネラ症
C.腸炎ビブリオ感染症
D.黄色ブドウ球菌感染症
E.カンピロバクター感染症
F.ボツリヌス菌感染症
1)乳児ボツリヌス症
5.ウイルス性肝炎
A.A型急性肝炎
B.B型急性肝炎
1)母子感染(垂直感染)
2)小児期の水平感染の特殊型(ジアノッティ病)
3)小児のB型急性肝炎
4)B型肝炎ウイルスマーカー
5)HBウイルス腎症
C.劇症肝炎
D.C型急性肝炎
E.D型急性肝炎
F.E型急性肝炎
G.G型急性肝炎
6.急性虫垂炎
7.急性膵炎
参考
・Silent B型慢性肝炎
・Rosenstein徴候
・急性膵炎の重症化
Ⅲ.注射法と予防接種
A.皮下注射
1)上腕部
2)大腿部の外側広筋(大腿四頭筋外側)部
B.筋肉内注射
1)大腿部の外側広筋(大腿四頭筋外側)部
2)上腕部の三角筋
3)臀筋の上、外1/4
C.皮内反応
D.皮内注射
E.BCG接種
F.スクラッチテスト
G.プリックテスト
A.生ワクチン
B.不活化ワクチン
参考
・坐骨神経幹麻痺
・筋肉内注射の利点、その他
1.高齢者に対する薬物療法のポイント
Ⅰ.薬物動態と薬力学の加齢変化
Ⅱ.投与量の調節
Ⅲ.多剤処方の問題点
Ⅳ.多剤処方の対策
Ⅰ.服薬管理能力の把握
Ⅱ.処方の工夫
Ⅲ.処方・服薬情報の管理:多職種連携と一元管理
Ⅰ.高齢者の特徴
Ⅱ.高齢者への服薬指導上の注意点
Ⅲ.高齢者の服薬に関する問題点
Ⅳ.高齢者の服薬コンプライアンス低下の要因と対策
Ⅰ.加齢や障害などにより手指の運動機能が低下している
患者に対する服薬支援
Ⅱ.高次脳機能障害に対する段階的服薬指導
Ⅲ.嚥下障害および経管投与に対する対応
2.生活習慣病の治療
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
3.老年症候群の治療
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
4.その他の治療
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
Ⅰ.治療前に
Ⅱ.治療の実際
1.睡眠についての歴史的変遷
2.睡眠の発生と制御―基本構造
3.眠る脳
4.睡眠の意味
5.睡眠の7幕
6.睡眠が障害されるとき
7.睡眠と健康
8.睡眠と社会
9.24時間社会
■はじめに
【1】 なぜ「外国人医療」が医療機関および医療従事者に
とって見過ごせない問題であるのか
【2】 2006年以降の外国人医療に関係する法制度の改変
【3】 外国人を診ることに法律的問題はないのか
【4】 外国人を診察していくうえで問題になることは何か?
【5】 コミュニケーションの諸問題
1) まず名前を名乗ろう
2) ゆっくり、平易な日本語で話しかけてみよう
3) 「はい」の返事に要注意
4) 外国人も日本の医療システムの中に取り込んで
いくことが肝要
1) 翻訳グッズ
2) 通訳について
1) 通訳としての能力は千差万別
2) 通訳と患者の関係、連絡先を確認しておくべき
3) 上手に医療側のペースで通訳を誘導する
4) 通訳業務は卓球の球のようなものであってほしい
5) 診療時間のロスを少なくするために
【6】 医療に影響を与える文化・習慣、考え方の違い
1. むやみに頭をなでてはいけない
【7】 食事指導で注意すべきこと
【8】 日本の医療と海外の医療の違い
1) 処方日数に縛りがある
2) 処方できる薬剤は病名により制限されている
3) 薬剤の1日処方量に制限がある
4) 病名により検査にも縛りがある
5) 公的保険では適用にならない医療がある
【9】 医療費の問題
1) 健康保険
2) 国民健康保険
3) 後期高齢者医療制度
4) 生活保護法
5) 結核に関する法律
6) 労災保険
7) 児童福祉法第22条―出産に関する助成制度
8) 乳幼児の予防接種
9) 行旅病人及行旅死亡人取扱法
10) 自治体が主催する各種検診
11) 母子手帳
12) 特定疾患の医療費助成(特定疾患治療研究事業)
13) 身体障害者福祉法による身体障害者手帳の交付
14) 精神保健福祉法措置入院
15) 養育医療(母子保健法第16条)
16) 乳幼児医療費助成制度
1) 民間損害保険、海外民間保険は医療費の未納問題とは無縁
2) 英文証明書を簡単に作成するには
3) もめ事の種になる証明書作成費用
4) 証明書を作成しないで済む方法
1) 自費診療とは
2) どのような人が自費診療となってしまうのか?
3) 民間会社の保険と国民健康保険など公的保険との違い
4) 自費診療の費用はどのように決まっているのか?
5) 保険点数10割以下の自費診療を取り入れている医療機関は
あるのか?
6) 自費診療の費用についての問題点
【10】 診療を始めるための準備
【11】 「お金が払えない」と言われたら
【12】 帰国を希望した場合
【13】 患者が死亡した場合
【14】 エイズについて
【15】 その他、特に注意すべき事柄
1) 予防接種
2) 海外で行ってきた抗がん薬投与などの一連の治療の継続
3) 避妊のための徐放剤(インプラント)の手術による摘出
【16】 外国人医療…今後の課題
■あとがき
1 尿とは
2 腎臓の排泄機能
3 腎の調節機能
4 尿の異常症候
5 尿検査
6 排尿異常とは
7 排尿障害
Ⅰ. 体液から始めましょう
1・体液の分布と区画
2・体液量はどのくらいか
1・電解質の役割
2・濃度を表す単位
3・mEq、mMなどの単位について
4・アニオンギャップの意味
1・浸透圧の意味
2・オスモラールギャップ
3・浸透圧と細胞のサイズ
Ⅱ. 体液・電解質について学びましょう
1・水分の調節
2・Naの調節
3・Kの調節
1・体液量の減少~脱水症
2・体液量の過剰~浮腫
1・血清電解質の組成
2・Na濃度の異常
3・K濃度の異常
Ⅲ. 酸塩基平衡について学びましょう
1・酸とは? アルカリとは?
2・緩衝系(バッファー)の役割
3・呼吸による調節
4・腎臓による調節
5・Henderson-Hasselbalchの式
6・Kと酸塩基平衡の関係
1・酸塩基平衡異常の診断
2・酸塩基平衡異常の分類
3・症例提示
Ⅳ. 輸液療法について考えましょう
1・水分補給輸液剤
2・電解質輸液剤
1・輸液療法の計画
2・栄養輸液法の選択
3・高カロリー輸液とは?